性犯罪に問われた被告の起訴取り消し 検察「被害者の負担を考慮」

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藤牧幸一 西田有里 福冨旅史 浅田朋範
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 性犯罪に問われた被告の男性について東京地検が初公判前に起訴を取り消したことが関係者への取材でわかった。被害を訴えた女性が精神状態を理由に公判で証言することに難色を示したという。このため地検は有罪の立証が難しくなると判断した模様だ。

 起訴の取り消しは異例。性犯罪は被害を訴え出にくい実態があり、捜査に至るのは被害全体の一部にとどまるとされ、被害について公判で証言する難しさが改めて浮き彫りになった。

 関係者によると、地検は被害状況などに関する女性の説明や関連する証拠をもとに、男性を不同意性交致傷などの罪で起訴。公判では女性の証言を立証の柱として見据えていた。一方、被告側は無罪を主張し、検察側と全面的に争う構えだった。

 刑事裁判では、被害者らの証…

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この記事を書いた人
福冨旅史
東京社会部|司法担当
専門・関心分野
事件、調査報道、平和

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