「買い物依存症」の初期行動はご存知ですか?原因についても解説!【医師監修】
クローゼットに使わない物が増えていたり、気付くと予定外の買い物ばかりしていませんか?もしかすると、それは買い物依存症のサインかもしれません。買い物依存症になるとストレス発散のために必要のない物まで衝動的に買い続けてしまい、お金の管理ができなくなる可能性があります。本記事では買い物依存症の基礎知識や特徴的な症状、原因と治療法、早めに対処するためのポイントについて解説します。 【イラスト解説】ストレスが限界に達した時に出る症状
買い物依存症とは
Q買い物依存症とはどのような状態ですか? A:買い物依存症とは、欲しくもない物まで繰り返し買ってしまい、自分でも「もうやめたい」と思っても買い物をやめられない状態を指します。通常は収入の範囲で買い物をしますが、買い物依存症になるとストレス解消や快楽を得るために衝動的に買い物を繰り返し、必要のない物まで購入してしまいます。 借金がかさんで生活に支障が出ていても買うことを止められず、買う行為自体に依存してしまっているのが特徴です。医学的にはアルコールや薬物のような物質依存ではなく、ギャンブルなどと同じ行動への依存(行動嗜癖)に分類されます。 Q買い物依存症になってしまう原因を教えてください A:買い物依存症の背景にはさまざまな心理的要因がありますが、主な原因としてストレスが挙げられます。日常生活や人間関係でストレスを抱えたとき、そのはけ口として買い物をすると一時的な快感や充実感が得られるため、徐々にその行動が習慣化していきます。 また、自己肯定感の低さや孤独感も原因の一つです。自分に自信が持てない方が高級ブランド品やトレンドアイテムを手に入れることで自分の価値を高めようとし、さらに満たされない思いから浪費を重ねてしまうケースもあります。 そして、クレジットカードや電子マネーによって現金を使っている感覚が薄れることもあり、気付かないうちに使いすぎてしまうことがあります。このように、個人のストレスや心理的な要因に加え、消費社会の環境要因も複合的に絡み合って買い物依存症に陥ると考えられています。