皇族数確保をめぐる「立法府の総意」がまとまった。皇位や皇族の男系(父系)継承を踏まえ、安定的な皇位継承につながる内容だ。皇室典範改正を今国会で実現し、皇統をお守りしていきたい。
天皇は日本の君主だ。君主とは極めて歴史的な存在であり、正統性を帯びているのが大切だ。歴史や伝統、先例に基づく長い継承の積み重ねが覆すことをためらわせる正統性、安定性を育む。
日本は世界で最も古くから続く国だ。初代神武天皇から第126代今上陛下まで、皇位継承の経緯は全て伝わっている。皇統譜から、その最重要原則は男系継承だと分かる。父方をたどると天皇に行き着き、神武天皇まで遡(さかのぼ)れる方だけが即位してきた。天皇を出す自然血族の集団である皇族の継承も同じだ。一つの例外もない。