【府中牝馬S・追い切り】福島牝馬S制したコガネノソラ充実の坂路単走4F54秒2 この舞台で2勝「コース変わり心配ない」菊沢師歓迎
◇17日 第74回府中牝馬S(G3・21日・東京・芝1800メートル) 今がまさに充実期。コガネノソラが美浦坂路を単走で真一文字に駆け上がった。馬場入り前はチャカチャカとテンションの高さをうかがわせていたが、走り出せば折り合いもついて問題なし。チップを力強く蹴り上げ4F54秒2、ラスト1Fは馬なり12秒6でフィニッシュした。 【画像】府中牝馬S登録馬 前走の福島牝馬Sは骨折の影響で5カ月の休養明け。そこを使って今回さらに2カ月の休養明けとなるが、手綱を取った菊沢師は「良い感じでリラックスして走れて動きは良かったです。ここまで予定通りに来られています。前走に比べて体幹も息の入りもいいですし、上積みはあると思います」と体調面に太鼓判を押した。 その前走は2走前の福島記念で進路を見いだせず、脚を余したリベンジを見事に果たした1戦。外々を回るロスがありながら、直線早め先頭から押し切った。 菊沢師も「壮快な勝ち方でした」と表現する鮮やかさ。今回東京の芝1800メートルへと移るが、この舞台では未勝利、スイートピーSと2勝を挙げており好相性。同師も「スイートピーSの勝ち方(中団追走から直線一気)には、こんな勝ち方ができるんだと驚いた。コース替わりは心配ない」とむしろ歓迎する。 コンビを組む菊沢も好調だ。先週末までに23勝とキャリアハイだった昨年の29勝(JRAのみ)に上半期だけで迫る勢いを見せている。5月30日の東京競馬では1日3勝を挙げ、JRA通算200勝を達成した。8月には29歳となる。若手の手本になる年齢になり「周りを見るようになって意識が変わった」と言う。 覚醒の様相を見せる人馬。充実一途のコンビが重賞連覇で、春の東京開催を締めくくる。
中日スポーツ