「商店街、人が温かい」三重・松阪市に意見や改善提案 子育て街歩きイベント結果
市民団体「パイン」が実施
三重県松阪市の市民活動団体「子育て応援プロジェクト☆パイン」(東しほり代表、7人)は、2日午後3時から市役所を訪れて竹上真人市長に、市中心商店街一帯で5月に実施した子育て目線の街歩き「ベビーカーで楽しめる♪親子まち歩き おさんぽツアー」の参加者アンケートの結果を報告した。「商店街の皆さんが温かくてまた行きたい」などの好印象の声のほか、駐車場の場所が分かりづらいことや、歩道の段差の改善要望などが挙がった。 同ツアーは「子供を連れて商店街を歩いたことがない」といった子育て世代の声を受け、同団体が初めて5月22日に行った。当事者に実際に歩いてもらい、商店街の魅力を発見してもらう狙いで、参加者から寄せられた意見を商店街などに戻すことで子育て世代にも優しいまちづくりにもつなげる取り組みだった。 当日は市内から抱っこひも姿やベビーカーを押した親子10組30人が参加し、日野町のカリヨンプラザを出発して、市駅前通り商店街(ベルタウン)などを巡った。 2日はパインから東代表(41)=嬉野町、酒井由美さん(56)=殿町、松阪市商店街連合会の中井都紀子会長(54)=日野町、松阪市駅前通り商店街振興組合の中村哲也理事長(67)=中町=らが市役所を訪問。東代表らが竹上市長らに結果を報告した。 アンケートは参加者10人とパインのスタッフ1人の計11人から回答を得た。今回の報告は商店街振興などを担当する市商工政策課と市中心市街地商店街を対象にそれぞれ検討してほしいこととしてまとめた。 同課に向けては「子連れでも利用しやすい駐車場」「ベビーカーで歩きやすいルートの確認と改善」「授乳やおむつ交換ができる場所の拡充」「日よけや雨よけのある休憩ポイントの設置」「子供が少し遊べるスペースの確保」などとした。 商店街に向けては「少量サイズや食べ歩きサイズの商品づくり」「子供向けメニューづくり」「地元食材を使った安心感ある商品」「親子で楽しめる体験活動」「SNSやネットでの情報発信」「店舗前に『子連れ歓迎』などの表示の設置」などとした。 東代表らは「中心商店街が子育て世代をはじめ、多くの市民にとって活用しやすく、楽しんでいただける場所となるよう提案しました」と結んだ。 竹上市長は「新鮮な視点で商店街を見ていただき大事な意見を伺った」と感謝した。