統合開校後、初の田植え 三重・松阪 東部北小5年 泥の感触に一喜一憂
三重県松阪市大宮田町の市立東部北小学校(服部亜由美校長、216人)の5年生23人は18日午前9時から、同小近くの田んぼで、開校後初となる田植えを体験した。児童たちは泥の感触に一喜一憂しながら初めての手植えに挑戦し、米作りの大切さを学んだ。 田植え体験は、食と農業への理解を深めて米の大切さや感謝の気持ちを育むとともに、地域の人たちとの交流を通じた社会性を養うことなどを目的に、総合学習の一環で5年生を対象に実施した。 今回は朝見、東黒部、西黒部、機殿の4小が統合してから初めての田植え体験で、JAみえなかに講師を依頼。西黒部や朝見など同小校区の地域住民7人がサポートで参加した。また田植えに向けた事前準備は、佐久米町の㈱小林F.R.C(小林昭文社長)が協力した。 この日は児童23人が赤と白の2グループに分かれ約1アールの田んぼでコシヒカリの苗を手植えした。 児童たちは「めっちゃぬるぬるする」など言いながら恐る恐る田んぼに足を踏み入れ、水田に張ったロープに付いた印を目安に均等に苗を植えていった。最初はぎこちないながらも徐々に慣れ、地域の人たちの「次にいくぞー」の声に合わせながらテンポ良く植え、1時間ほどで作業を終えた。 田植え後の質問タイムでは、児童たちが実際に体験したことを元に次々と質問。「田植えでできた足跡は埋めなくていいの」の質問に対してJA職員は「本当はちゃんと埋めた方がいいけど、時間がたつにつれて自然に消えていくので大丈夫ですよ」と気さくに答えていた。 長谷川祐也君は「田植えは何度もやったことがあるけど久しぶりだったので足を取られてうまく歩けなかった。稲刈りをやったことがないので稲が成長した後の稲刈りが今から楽しみです」と話した。 今後は、定期的に水田の観察などを行いながら継続して学習し、9月ごろに稲刈りを行う予定。