本人を直撃も「警察を呼びますよ」と一蹴
では本人は一連の問題にどう答えるか。5月27日早朝、本誌記者が國土氏を直撃した。
「ご遺族に対する説明責任が十分果たされたと思うか」
記者の問いかけに、國土氏は「いや、遠慮してください。自宅まで来ないでください」といら立った口調で言い、一度は玄関へ消えた。だが直後、再びドアを開けると、こうすごんで扉を閉めた。
「警察を呼びますよ」
後日、書面で「(医療事故について)現在訴訟手続において係争中の案件であるため、回答は差し控えさせていただきます。(医師の採用について)国立健康危機管理研究機構職員人事規程に基づき、公募を経た上で、複数の関係者による面接を経て適任者を採用しております」と回答した。
自らの足元で起きた重大な医療事故を「原因不明」と偽って、第三者機関の再発防止策を拒否する人物が、はたして「透明性と説明責任」を掲げる東大改革の旗振り役にふさわしいのだろうか。
その資質が、今こそ厳しく問われている。
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「週刊現代」2026年6月22日号より