昴のAゾーンは激戦か 三重、Dゾーン突破の最有力 高校野球三重大会の展望
7月3日に開幕する第108回全国高校野球選手権三重大会の組み合わせが決まった。松阪地区から出場する7校は、Aゾーンに昴学園と相可、Bゾーンに松阪、Cゾーンに飯南と松阪工、松阪商、Dゾーンに三重が入った。それぞれのゾーンの展望した。
◉Aゾーン…春Vの昴、一歩リードか
昴学園は最速145キロを誇るエース・石川大介投手(3年)を軸に戦う。プロ注目の遊撃手・和志武涼一選手(同)が堅実な守備でアウトを積み重ねるなど、石川投手をいかに温存しながら勝ち上がれるかが鍵となりそうだ。しかし、南地区の強豪・宇治山田商や昨夏の優勝校・津田学園、シードの近大高専、昨年の秋季県大会で4強入りした四日市など有力校が集結。他3ゾーンと比較しても最激戦となる可能性が高い。
◉Bゾーン…実力伯仲の混戦模様
実力が並んだチームが集まり、混戦が予想される。その中でも注目は津西。右腕・桑原響矢投手(3年)と同・水谷一惺投手(同)の二枚看板に加え、U18日本代表候補に県勢で唯一選出された外野手・中森悠惺選手(同)を擁しており、今大会のダークホース的存在といえる。また、堅実な守備の評価が高い遊撃手・宮本紘成選手(同)を擁する海星も侮れない存在。シード校の明野や伊勢に対し、各校がどのような戦いを挑むかが勝敗を左右しそうだ。
◉Cゾーン…松阪地区3校が集中、津商独走止められるか
松阪地区から飯南と松阪工、松阪商の3校が集まったゾーン。右腕・大野蒼空投手(3年)と、2年生ながら4番を務める中井琉喜選手の打力を擁する津商が中心となりそうだ。さらに春季県大会で好投を見せた右腕・浅井太一投手(同)が、夏までにどこまで成長してくるかも注目材料となる。同・津波謙二郎投手(2年)を擁する四中工や松商、松工、川越、シード校の四日市南などが、津商の独走を止められるか。
◉Dゾーン…三重が投打ともに充実
三重は、春のセンバツを経験し、最速149キロの右腕・古川稟久投手(3年)や左腕・吉井海翔投手(同)をはじめ、左右の好投手をそろえる。さらに、福田篤史選手(同)や勝負強い打撃と堅実な守備が持ち味の大西新史主将(同)らを中心として打線も高い破壊力を誇る。投打ともに充実した戦力を備えており、現時点では三重がDゾーン突破の最有力候補とみられる。ただ、短期決戦ならではの難しさもあり、各校がどこまで食い下がれるかにも注目したい。