[篤寛+虎日]口元に指。
五復活後から決戦までの束の間の平和。
表題作虎日前提篤寛ともう一点虎→←日。
篤の予想年齢を調べたら滾ったのでやっぱり私の篤寛では大抵篤は寛に対して敬語です。ついでに虎君にも敬語でさん付けしてもらいました。
早速読んでくださりいいねブクマありがとうございます!
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一頁目篤寛。
二頁目虎→←日。
お話の時間軸としては逆ですがそれは書いた人間の意図です。気にしない方はお好きなように。
[篤寛]口元に指。
虎→←日前提の二頁目の直後のお話。
あー、飴食いてぇ。
禁煙中なのにお外が怖くて出られないので、取り敢えずと持ち込んだ飴が残り少ない。
仕方なく口淋しさを我慢してぶらぶら暇潰してたら、虎杖がもう戦いたくないと言っていた男、日車寛見が口元に指をやって人気の無くなったビル群を見つめている。
あの人のは領域展開込みの術式で、会った時グレてただのなんだのよく分からんことを虎杖はやや興奮気味に話していた。
あの人もタバコが吸いたいが物資不足なのか、それともこれも虎杖曰く弁護士だから元々禁煙していたのか。
いずれにせよ、口元に指をやってるんだから、口寂しいんだろう。
「どうも」
「ああ、君は虎杖の訓練をしている日下部さんだったか」
「ええ、日車さんも物資不足派ですかぃ?」
「?」
いやいや、なんで訳分からんみたいな顔してんだこの人。
明らかに口元に指を当ててただろう。
「禁煙中でしょう?」
「だから何の話だ?」
「いやいや。口寂しいんだから手元に指やってんでしょーに」
「!」
ぇ、え、え? ええー??!!!
おいおいおいおい何顔赤らめてんの?!
まさかこの人こんな事態に何考えてんの!!!
「…高校生には手を出さんで下さいよ」
「では代わりに口寂しさを埋めてくれるか」
ニヤリと悪そうに嗤った割りには耳も頬も朱に染まったままで、俺はといえば見事煽られ上げ膳据え膳でしたとも。
そんな、決戦までまだ少しある束の間の平穏な日々のこと。
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