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[虎日]忘年会と新年会に行かされたのでカッとなってやった。[同棲現パロ]/Novel by narrプロフ必読1\1加筆。

[虎日]忘年会と新年会に行かされたのでカッとなってやった。[同棲現パロ]

2,153 character(s)4 mins

Rは無し。遅まきながら鏡開き。
n番煎じなガベルネタあるある。
モブと篤と釘と伏の痕跡がチラリ。突然始まり突然終わる。寛が完全に拗ねた子どもでいつも以上にキャラ崩壊しているのでいやんな方は無理せずバックをお願いします(>人<;)

そしてこれまでのものにコメント、スタンプ、いいね、ブクマありがとうございます!
少しでも読んでくださった方に楽しんでいただければ幸いです♪

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「寛見さんさぁ、なんで鏡開きで餅じゃなくてテーブル割るかなぁ……」
「すまない。まさか本当に割れるとは……」

 などと言いつつ、二人は互いに顔を見合わせ笑いを堪えていた。
 日車は年末年始ほぼ虎杖と過ごせなかった。
 弁護士の先輩に裁判官も同席する忘年会と新年会に請われてそれを断れなくて帰れなかったからだ。
 仕方なく出席した日車は、ダメ元でその場で一番力のある裁判官に浴びるほど酒を飲ませてべろんべろんにしたところにしなだれかかって、「センセがお持ちのガベル貸してくださいな」と目つき鋭くも精一杯可愛くおねだりした。
 ちなみに知り合いの真似をしたと言ったら、その知り合いには嫌な顔をされて渋くやめろと言われてしまった。
 そしてまんまと目標のブツを手に入れた日車は、後を渋り焦る部下の清水に頼んで先に虎杖の元へと帰ってきて、無事鏡開きには間に合い、そのガベルを冗談半分で使ったら、炬燵のテーブルが真っ二つに割れたというわけだ。
 何故か割れなかった餅は虎杖が砕いてアラレにするために屋上に干している。
 あれは気をつけないとすぐカビるが、基本的に構わなくて良いので楽に出来て良い。
 同居を始めた時から作っているから、これがないと新年が来たという感覚にならない。
 今年は面白いものが見られたし幸先が良い。
 そう二人で思いながら、さて炬燵テーブルは中古屋にでも買いに行くかと軽トラを虎杖の伝手で借りて寒空の中へ繰り出す。
 運転も虎杖で、中々のハンドルさばきだ。
 日車は感心しつつ外を見たり虎杖の横顔を見たりして助手席にて時間を潰す。
 時々話しかけてくれるが殆ど無言で運転しているので、日車は暇を持て余していた。
 けれども悪戯したらしたで帰った後何をされるか分からない。
 だから適度な距離感を保ちつつ叱られない程度で手を出した。
 結局太ももから鼠蹊部あたりをくすぐっていたところで叱られて、「帰ったら覚えてろ」と言われてしまいシュンとなった日車がいたが。


 そんなこんなで着いた虎杖の伝手で紹介してもらった中古屋は、外観からして中々の規模だった。
 既に外に何台も車が止まっており、今まさに購入したものを車へ乗せている人や、買取を希望して店員に掛け合っている人を見かける。
 軽トラから降りるとあらかじめ決めていた予算を互いに確認して、二人で並んで店へと入っていった。

 中へ入るとさらに奥行きがあり、全国規模で展開していると言われても驚かないほど品数が揃っていた。

「これは見ているだけで一日潰れるな」
「店員さんに聞こうよ。その方が手っ取り早いっしょ」
「ああ、それが良いな」

 というわけで炬燵が陳列されているところを見るが、流石にシーズン本番というか、お値段もそこそこする。
 ただ、その分品は確かなので良しとして、少し予算オーバー程度の中々の炬燵を購入した。
 二人分にしては少し大きいかな程度で、なんでも暖かさが桁違いかつ柔らかく、しかも電力消費が少なく電気代で元を取れるという。
 それは買いだろう。
 早い者勝ちとばかりに早速会計を済ませて主に虎杖が車へ運んで乗せて、帰りも虎杖の運転での帰り道に、日車は忘年会と新年会の疲れが出て舟を漕いでしまったのだった。


 帰ると早速炬燵の設置作業を開始する。
 先ずは掃除機をかけて干しておいたカーペットにさらに掃除機をかけて炬燵テーブルを置き、洗って干しておいた炬燵布団が乾いているのを確認してかけて天板を置いてそれを拭いてみかんの入った籠と湯呑み二つを置けば出来上がりだ。
 これは流石に二人がかりでやった。
 炬燵の設置などの力仕事は大体まだまだ若い虎杖に任せて、日車はカーペットや炬燵布団を取り入れる前に掃除機をかける仕事をした。
 全て終わった頃には昼食の時間はとっくに過ぎていて、二人とも空腹でお腹が鳴って仕方なかった。

「雑煮じゃ足んないなぁ。店屋物で良い? 寛見さん」
「ああ。これから何か作るのは悠仁も大変だろう。それともどこか近くに食べに行くか?」
「あー……。こないだ伏黒と釘崎と行った中華屋のラーメン美味かったなぁ」
「待て。伏黒だの釘崎だの……私にどうして一言言ってくれなかったんだ? …まさか……」
「え? ちが! 違うよ?! 浮気とかじゃないよ?! ただの友達だって!!!」
「知らん。私は一人で上司が運営する店にでも行って上司に愚痴を聞いてもらいながらオムライスを食べてくる」
「ああヤダヤダヤダ俺も行く俺も行く〜〜〜!!!」
「君はその伏黒と釘崎とやらと一緒に行った方が楽しいのでは?」
「だから! と! も! だ! ち! 好きなのは寛見さんしかいないって!!!」
「…本当か?」
「ほんとほんと!!!」
「なら良い。行くぞ」
「うん! …。ね、寛見さんさ」
「なんだ」
「ふふ、いや、なんか嬉しいなって」
「何がだ?」
「ううん。なんでもなーい!」

 虎杖は嫉妬してくれたのが嬉しかったのだが、それを言うとまた機嫌を悪くしそうな気がしたのでその場は誤魔化して、帰ったら運転中された悪戯を理由に腹ごなしの運動を二人ですることに決めて、意気揚々と日車の後ろを着いて行ったのだった。

Comments

  • shida
    January 13, 2024
  • うー

    幸せだ

    January 13, 2024
  • なべ
    January 12, 2024
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