湯上がりは別人の肌へ! 驚異の「pH9.9」や「重曹泉」が導く「日本三大美肌の湯」のすごすぎる効能
入浴することで、泉質によりさまざまな効果・効能が期待できる“温泉”。なかでも、美肌効果が高いものは“美肌の湯”と呼ばれ人気です。そこで今回は、「日本三大美肌の湯」である栃木県の喜連川温泉、島根県の斐乃上温泉、佐賀県の嬉野温泉の魅力に注目しました。 【画像】同じ「日本三大」としてある「鍾乳洞」
硫黄と塩分と鉄分を含む弱アルカリ泉の喜連川温泉
栃木県さくら市にある「喜連川(きつれがわ)温泉」は、1981年に湧出した国内有数の泉質を誇る温泉。硫黄・塩分・鉄分を多く含む弱アルカリ泉なのが特徴で、疲労回復や健康増進、腰痛・神経痛などへの効能があります。美肌の湯と呼ばれる理由は肌への効能の高さにあり、角化症や皮膚掻痒症、ニキビなどの脂漏性疾患も適応症に挙げられています。 喜連川温泉は「亀の井ホテル 喜連川」や「お丸山ホテル」といった複数の温泉施設で入浴できるほか、「道の駅きつれがわ温泉」「市営もとゆ温泉」「市営露天風呂」など宿泊施設以外でも利用できます。 なお現地ではJR氏家駅と市営温泉施設を結ぶ無料の「観光温泉バス」も運行中。県外からもアクセスしやすいでしょう。
「ヤマタノオロチ神話」の船通山にたたずむ斐乃上温泉
島根県仁多郡奥出雲町の「斐乃上(ひのかみ)温泉」は、神話「ヤマタノオロチ」の舞台として知られる船通山山麓にある温泉スポットです。泉質はアルカリ性単純温泉。pH値9.9とこのエリアでもっともアルカリ性が強く、ぬめりのある肌触りでつるつるすべすべの肌になるのが特徴です。喜連川温泉と同様、美肌効果以外に疲労回復・冷え性・神経痛への効能が期待できます。 斐乃上温泉の美肌の湯を楽しめる施設としては、「斐乃上荘」が有名。奥出雲町の大自然を眺めながら、肌触り柔らかな癖のない良質な温泉を堪能できるでしょう。なお、施設内には休憩室も完備。温泉に浸かったあとの体をゆっくり休められます。
「なまず様」を祀る豊玉姫神社がある佐賀の嬉野温泉
最後に紹介する「日本三大美肌の湯」は、佐賀県嬉野市にある「嬉野(うれしの)温泉」。ナトリウムを多く含んだ重曹泉で、ぬめりのあるお湯が特徴です。皮脂や分泌物を乳化して洗い流し角質を滑らかにする効果によって、つるつるスベスベの肌を目指せます。 ちなみに温泉街の中心部にある「豊玉姫神社」は、海の神の娘であり美肌の神様としても親しまれる竜宮城の「乙姫」を祀るスポット。境内には姫の使いの「なまず様」を祀った「」も存在し、お参りすることで美肌が叶うといわれています。 また嬉野温泉では、気軽にリラックスできる足湯スポット「シーボルトのあし湯」も無料で利用可能。美肌の湯にちなんだ観光スポットを巡れば、街全体を満喫できるでしょう。 それぞれ異なる魅力をもった日本三大美肌の湯。ぜひ足を運んで、泉質の違いを体感してみてはいかがでしょうか。
野中陽平