【W杯】小川航基 オランダ戦では“幻”も…今度こそ正真正銘弾を「感覚は研ぎ澄まされてる」
日本代表は15日、ベースキャンプ地の米ナッシュビルでU―19日本代表との練習試合(45分×1本)を非公開で行い、2―0で勝利した。14日のオランダ戦の先発から外れたメンバーが主に出場し、同戦で劇的ドローに導いたFW小川航基(28)と追加招集のFW町野修斗(26)が得点を決めた。 【写真あり】本田圭佑「誰!?」 日本VSオランダ戦で映った“米国美女”に反響 小川が乗っている。オランダ戦の幻のゴールから約24時間後。U―19日本代表との練習試合で、今度は力強くゴールネットを揺らした。「少ないチャンスでゴールをものにするという感覚は研ぎ澄まされている」。FW塩貝のパスを受けると、ペナルティーエリア手前から打ち抜いた。 W杯デビューで大きなインパクトを残した。途中出場したオランダ戦。1―2で迎えた後半44分の右CKから豪快なヘディングシュートを放った。ボールは鎌田の頭に触れてゴールネットに吸い込まれ、記録上は鎌田の得点になった。一夜明けて映像を見返しても「(鎌田が)触っていなかったら止められていたかもしれない。だから大地君のゴールだと思います」と認めた。 それでも、国際Aマッチ16戦11発の決定力と勝負強さは大舞台でも健在。決勝弾をマークした先月31日アイスランド戦から好調を維持する。「コンディションもメンタルも凄くいい。いい意味で自分、自分となっていない」。チームを最優先する姿勢が好循環を生んでいる。 02年日韓大会の稲本潤一、10年南アフリカ大会の本田圭佑、18年ロシア大会の乾貴士、22年カタール大会の堂安律――。日本が決勝トーナメントに進出した過去の大会には「乗っている男」が必ずいた。「自分が一番インパクトを残す」と宣言する小川には、その系譜を継ぐ雰囲気が漂う。次のチュニジア戦こそ正真正銘のゴールへ。「攻撃はクロスがポイントになる」。得点までの道筋は描けている。 ≪U19が仮想チュニジアに≫トレーニングパートナーのU―19日本代表が練習試合で“仮想チュニジア”を演じた。同国のシステム5―1―2―2を採用したようで、森保ジャパンの第2戦へ向けた調整を徹底サポート。チームを率いる山口智監督は「サポートなのでどんどんやれれば。いつ(練習に)呼ばれても、どんな状況を求められても準備する。どんどん要求してもらいたい」と万全の協力態勢を強調した。U―19の選手たちにとっても得るものは大きく「空気感を肌で感じることができる」と話した。