西武・高橋光成、4度目の登板でついにG倒「野球選手になったなという感じ」
(日本生命セ・パ交流戦、西武3-0巨人、1回戦、西武1勝、12日、ベルーナD)やはり、巨人からの勝利は格別だ。西武・高橋光成投手(29)が、4度目の登板でついにG倒を果たした。小学生の頃は巨人のファンクラブに入り、東京ドームで観戦。2016、24、25年は敗戦投手となったが、憧れのチームから待望の初勝利に「野球選手になったなという感じ。勝てたことが素直にうれしいです」と笑みが弾けた。 両リーグ首位対決で一回こそ2死一、二塁のピンチを招いたが、大城をフォークボールで空振り三振。二回以降は2四球だけで、安打を許さなかった。7回1安打無失点で毎回の10奪三振と圧倒し「相手もいい投手だったので頑張った。1安打よりも、三振を多く取れたことがうれしい」と、4月8日のソフトバンク戦以来となる2桁奪三振を喜んだ。 今季はスイーパーとシンカーの2球種を新たに増やし、投球の幅を広げた。「三振の半分(5個)は見逃し。打者が絞り切れていない証しでもある。球種が増えたことで、相手が考えてくれている感覚はある」。150キロを超える真っすぐと多彩な変化球で、巨人打線を手玉に取った。 防御率1.08はリーグ2位。リーグトップに並ぶ7勝目にも「半分も終わっていない。まだまだ状態は上がってくる。もっとレベルアップできると思う」とさらに上を見据える。 ネット裏で西武・後藤高志オーナーと巨人・山口寿一オーナーが観戦した御前試合。6連勝を飾り、パ・リーグ首位のみならず、交流戦でも3試合を残して12球団トップに立った。早ければ14日にも初優勝が決まる。高橋光は「絶対やりましょう!」とファンに力強く呼びかけた(塚沢健太郎) ◆高橋光の投球に西武・西口監督 「あまり良くなかったけど、しっかり試合をつくって、よく投げてくれた。気持ちが前面に出ていた」 ◆一回の先制二塁打で交流戦打率トップ(・367)に立った西武・長谷川 「チームの成績も大事ですけど、狙えるときに狙いたい」