【W杯】韓国協会が異例の声明 報道関係者に遺憾の意 エース孫興民の兵役免除を揶揄する発言が物議
FIFAワールドカップ(W杯)に出場している韓国代表がピッチ外で騒動に巻き込まれた。韓国サッカー協会が声明を発表し、同国の報道関係者に対して苦言を呈する異例の事態が発生。同国のメディア関係者が、エースのFW孫興民(ソン・フンミン=ロサンゼルスFC)を揶揄(やゆ)するような発言を行い、これがSNSで拡散され物議を醸していた。 【写真あり】日本代表が集合!豪華すぎ食事会ショット「メンバーえぐぅ」 事の発端は9日、韓国のテレビ局「JTBC」の公式YouTubeチャンネルが韓国代表の練習風景を公開。その中に、メディア関係者とみられる人物が、4大会連続出場を果たした孫興民に対し「キャプテンだからって、小隊長が走るみたいに走ってるのか?」「軍隊にも行っていないのに」と、兵役を免除された経歴を揶揄するような発言をする様子が収められていた。 これを受け、韓国協会は異例の声明を発表。「2026年FIFA北中米W杯に向けたグアダラハラ・ベースキャンプでの代表チームのトレーニング中に、一部のメディア関係者によってなされた不適切な発言に対し、遺憾の意を表明いたします」と、一連の発言を非難した。 続けて「W杯という世界舞台で韓国を代表するという責任感を持ち、太極戦士たちは国民の皆様の応援と期待に応えるべく最善を尽くしています。しかしながら、先日トレーニング現場で発生した一部メディア関係者間の不適切な会話の流出は、チームに大きな衝撃と失望をもたらしました」とし、「大韓サッカー協会は、メディアの取材活動とその役割を尊重しております。しかし、現場での取材活動もまた、相互の尊重と信頼に基づいて行われるべきであり、何よりも選手の尊重と保護が最優先されなければなりません。これを受け、大韓サッカー協会は、同様の事態の再発を防ぐため、報道機関および記者の方々に対し、代表チームと選手へのさらなる配慮と責任ある姿勢を求めます」と強調した。 韓国は1次リーグ初戦でチェコに2―1で逆転勝ちし、10年南アフリカ大会以来16年ぶりに白星発進した。