児童盗撮画像をSNSで共有 名古屋の元教諭に懲役3年6か月の判決
教員らが女子児童を盗撮した画像などをSNS上のグループで共有したとされる事件が発覚するきっかけとなった名古屋市の元小学校教諭の事件の裁判で、名古屋地方裁判所は「教員の責務に大きく背く行為で、極めて卑劣で悪質だ」として懲役3年6か月の判決を言い渡しました。
名古屋市の元小学校教諭、水藤翔太被告(35)は、児童3人の着替えを盗撮し、小中学校の教員が参加するSNS上のグループで共有した罪や、児童の楽器や給食の食器に体液をつけた罪、生成AIで作成した実在する2人の児童の裸のように見える画像を所持した罪などに問われました。
4日の判決で、名古屋地方裁判所の松本高明裁判官は、「盗撮した動画が拡散されて悪用される危険な状態を作った。裸のように見える画像は実在する女子児童の裸と誤信するほど精巧だ」と指摘しました。
そのうえで「児童の健全な心身の育成を担う教員の責務に大きく背く行為で、極めて卑劣で悪質だ。学校教諭に対する信頼を損なうもので、学校教育の現場に与えた影響も大きく、刑事責任は相当に重い」などとして懲役3年6か月を言い渡しました。