三重発!LGBTQ+がテーマ FMシアター『にじいろの組みひも』
- 2026年6月5日
NHK津放送局は、6月のプライド月間にあわせて、性的マイノリティをテーマにしたオーディオドラマ『にじいろの組みひも』を制作し、6月13日にNHK FMで全国放送します。三重県を舞台に、実話をもとに描くオリジナル作品。地域社会の中で生きる当事者の葛藤と変化の物語をお届けします。
あらすじ
「俺たち、そろそろ一緒に住まない?」
「でも…男の二人暮らしなんて、目立つんじゃないかな。」
自分がゲイであることを母親にも職場の同僚にも隠している主人公のリュウタ(35)。パートナーであるケンイチの提案で、三重県の小さな町へ移住することになる。だが周囲と距離を取り、深く関わらないように生きてきたリュウタにとって、人間関係の濃い田舎暮らしはストレスの連続だった。自分とは対照的に、近所付き合いも満喫するケンイチを見て、疎外感を募らせていく。
そんなリュウタの心にも、大きな変化が。地域の伝統工芸「組みひも」の職人との交流をきっかけに、ある行動に動き出す。
出演者情報
野島健児
<野島健児さんコメント>
私が担当させていただいたリュウタは、繊細でなかなか他者に心を許さず閉ざしている役でした。
引っ越ししたばかりの新しい場所で出会う人たちとどのような関わりがあるのか、恋人であるケンイチとの関係は?
きっと放送を聞いた方の力になるような作品だと思います。
佐々木望
<佐々木望さんコメント>
お互いに好きだからこそすれ違ってしまうふたりの切ない想いに寄り添いたいなと思いながら演じておりました。
ふたりをあたたかく励ましてくれるかたがたの優しさも心に沁(し)みました。
皆さまにもリュウタとケンイチにそっと寄り添っていただけたらうれしいです!
山路和弘
<伊賀市出身・山路和弘さんコメント>
同級生で親友の井上という男がいる。
伊賀の伝統的な組紐、そして新しい組紐の創作に取り組んでいる。
彼を思い出しながら演じてみた。
テーマはとてもセンシティブだが、久しぶりに伊賀弁に付き合えて楽しかった。
是非聴いて下さい。
演出・岡本渚ディレクターコメント
「きっとわかってもらえない」・・・ひとの気持ちを量りかねて不安になり、“知ること”や“伝えること”に臆病になってしまうこと、誰にでもあると思います。でも、その “壁”を乗り越えた先には、晴れやかな景色が待っているのかもしれません。これは主人公が葛藤から心を解き放ち、真の自分と出会っていく物語です。性的マイノリティの人にとっても、そうでない視聴者にとっても、何かの一歩につながる作品になればいいなと思います。
関連番組
6月10日(水)のまるっと!みえでは、伊賀市出身・山路和弘さんのインタビューをお届け!
\山路さんからのコメントはこちら/
👇NHK ONEで全国からご覧いただけます👇
【放送予定】
NHK FM 2026年6月13日(土)午後10時~午後10時50分(全1回)
NHK ONEらじる★らじるにて「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)
【作】いとう菜のは
【出演】野島健児 佐々木望 山路和弘
今枝とし子 寺田美香 原田篤 溝口敬介
【ジェンダー・セクシュアリティ考証】前川直哉
【スタッフ】
制作統括:松尾学
技術:大塚侑
音響効果:大西斎
選曲:細川尚志
演出:岡本渚
(津放送局制作)