【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その5

  • 1二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:27:07

    虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。
    探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります
    基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。
    その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加されます
    ルートによっては別CPが生えるかも…?なので虎日固定の方にはあまりオススメできません。
    閲注は主に残酷な描写によるものです。えろんえろんでは基本的にありませんので悪しからず

    みんなで日車をうまく監禁から救い出そう!
    LETS、脱出!

  • 2二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:40:20

    前スレ達


    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」|あにまん掲示板ぴちゃ、と水滴が落ちる音がする。その音が自分の額から鳴っていることに気が付いて、自分が床に転がされている状態だということを自覚した。ゆっくりと目を開く。目の前には白い、光沢感のある壁。「…ここは…?」…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その2|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その3|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com

    【閲注・CP注意】日車「ここは…?」その4|あにまん掲示板虎杖×日車の監禁モノ安価(ときどき🎲)スレです。探索、対話、諸々の選択によってルートが変わります基本的なENDはTRUE、NORMAL、BADの3種類。その他特殊なフラグを踏むと???ENDが追加され…bbs.animanch.com



    〜前回までのあらすじ〜


    エンディングを2つ回収した後にCONTINUE♡した前回♡色々あって虎杖視点に移行してエンディングが確定!呪物は壊されたよ♡虎杖も日車も正気に戻った筈なのに、なぜか日車の愛の暴走具合が凄かったね♡当たり前だよね虎杖の1年どころか日車はそのずっと前から虎杖に灼かれて焦がれて仕方なかったんだもん♡ずっと飲み込んでた言葉、吐き出したくもなるよね…♡♡


    人間をやめてしまった虎杖!人間をやめると宣言した日車!日車へ唯ならぬ重感情を抱きながら飲み込んだアツヤ!日車の幸せと安全を大切にしてくれる優しい清水さん!清水さんとの約束は!?アツヤの気持ちは!?2人の未来と恋の行方は!?乞うご期待♡♡

  • 3二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:41:44

    [エンディングリスト]

    TRUE END : ???
    NORMAL END : ???
    BAD END : カッコウの雛

    隠しエンド
    NTR END : 退けば他人

    全エンディングコンプリートまで、あと2つです

  • 4二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 07:56:02

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:00:45

    乙です

  • 6二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:18:58

    たておつ!

  • 7二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:20:07

    スレ主ありがとう!!
    あらすじの内容と♡の温度差よ

  • 8二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:30:22

    立て乙です

  • 9二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:55:20

    ついにパート5か!
    ほぼ確定してる現エンドを除いてあと1エンドで終わってしまうと思うと少し名残惜しいな
    二人が幸せになれますよーに!!!

  • 10二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:56:31

    とりあえず10まで保守

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 08:57:52

    たて乙です
    続きがくる!
    やったー!!

  • 12二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 09:05:10

    スレ主の♡乱舞書き込みからしか得られない栄養素があるッ!
    もっとちょうだいっ!!

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:13:23

    前スレの落として割れてしまった卵、ちゃんと中に居たんだね
    そして今もふたりの足元に居るんだな
    コワ~…グロ~…

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:24:39

    ───────2年後



    「日車!久しぶり、元気してた?」
    「ああ、君はどうだ」
    「俺?へへ、めっちゃ元気だよ、こうやって日車にも会いに来れたしさ!」
    「それは…そうだな、日下部にはまた礼をしておかなければ」

    仙台駅を降りてすぐ、その凄まじい視力で俺を見つけた彼は、かつての彼と同じ…いやそれ以上の輝きを持った笑顔で俺に駆け寄った。変わったのは彼ではなく、その顔を真っ直ぐ見上げられるようになった、俺の方だった。今も時々逸らしたくなることもあるが、それよりも彼の綻んだ表情のひとつひとつを、この目に焼き付けて見つめていたいという気持ちの方が大いに勝る。

    「結構早く着くようにしたから大丈夫だとは思うけど…一応もう向かっとかん?待ってるんでしょ」
    「ああ、そうだな…歩きながらでも話はできる。行こうか」


    俺が呪術師をやめて丁度2年、俺達は久しく、文面ではない逢瀬を遂げていた。あの一件の後、彼は俺に言った通り、司法に身を委ね罪を償おうとした…のだが、それは上層部が許さなかった。結果的に彼の罪を全て隠蔽し、馬車馬の如く働かせる材料として、弱みを握ろうとしたのだ。

    「(…金にも地位にも名誉にも興味が無い彼に、俺はどうやって礼をすればいいのだろう)」

    そしてまたしても、そこの帳尻を合わせてくれたのは日下部だった。本当に面倒見の良い男だ、上層部でも爆弾扱いされている虎杖の面倒を見ると、半ば押し切る形で彼の身柄を高専に繋ぎ上層部から引き剥がして、その上で裁かれたいと願う彼の想いも尊重し、本来あと2年で終了する筈であった経過観察期間を更に3年延長する事で、刑期代わりだと言ってみせた。今回の外出も本来は行えないものを、態々上に説明できるように難癖を付けて任務という形に落ち着け、外泊許可まで出してくれたのだから、本当に頭が上がらない。

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 16:26:28

    「あ、来ましたよ高木さん!ほら、あそこ!」
    「本当だ、話の通りに大きいねぇ。こんにちは、噂の虎杖君かな」
    「は、ハイ!初めまして!えーっと、清水さんに、高木さん」
    「ふふ、まさにウブって感じだ。私が高木だよ、こっちの可愛い子が清水ちゃん」
    「日車さんからいつも!よーく!お話は聞いてますよ、虎杖君。清水です、日車さんがいつもお世話になってます」
    「なっ、こら清水…!」

    俺の身の回りの女性とはどうしてこうも、人を揶揄うのが上手なのだろう。交際している人物が居るという話は、地元に戻り暫くして、ある程度仕事の落ち着いた機を狙って2人に話した。加えて、相手が2回りも歳の離れた、同性だということも。最初は2人共開いた口が塞がらないといった様子で、清水に至っては詐欺にあっているのではと、至って真面目に心配までしてきた。そう思われるのも仕方が無い、ただ自分も本気で、紛れも無い真実なのだと真摯に伝えてみせれば、それ以上何か気にかけてくることはなかった。…否、恋バナという名目で行われる巧妙な尋問と誘導により、羞恥で度々首を絞められる思いはしたが。

    これ以上店の前にたむろするのも憚られ、何より始まりそうな心底居心地の悪い話題を断ち切ってしまおうと店へ入れば、背後でくすくすと笑う声がした。君達は俺の母親か何かか?予約の確認をしている内に、背後で彼と彼女らが楽しそうに話しているのが分かる。人懐っこく、人に好かれる彼だ、すぐに打ち解けるだろうというのは確信に近いものを持っていた。席についてもそれは途絶える事なく、限りなく温和な空気が卓上に流れ続け、眺めるばかりでもつい笑みが零れる。俺の顔を見て、僅か物珍しそうに正面の2人が目を丸めたのを俺は見逃さなかった。

    「…やっぱり、本当なんですね」
    「何がだ?」
    「いいえー?でもほら、高木さんもそう思いますよね?」
    「…うん、そうだね…疑ってた訳じゃないけど、やっと実感できたって感じかな」
    「?」

    言葉の真意が分からないまま首を傾げれば、隣で彼もそうしていたらしい。全員揃って吹き出したところで、その話は有耶無耶になってしまった。結局最後まで真意は分からないまま食事を終え、店を出る。軽く公園で腹を休め、後々彼女達はまた仕事に戻るそうだ。清水と彼が特に親しげにしているのをベンチに座り眺めていれば、その隣に、彼女は迷い無く座ってきた。

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:45:34

    虎杖と日車がふたり並んで外にいる…!
    清水ちゃんと高木さんに岩手で会えてる…!
    めちゃくちゃ穏やかであたたかな空気が流れてて本当に嬉しい
    日車が虎杖を交際相手だってはっきり口にできてるのも嬉しい

    くっ日下部~~~!!お前はどこまで優しい男なんだ!!
    あのトンデモマンションに電話一本で日車を助けに来てくれたし、
    あれだけヤバいことしたうっすら恋敵の虎杖も匿ってくれたの!?
    いい男過ぎるよ日下部…

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:54:02

    「…向こうに混ざらなくていいので?」
    「んん?いいや、聞きたいことがあるって顔をしてたから、聞く機会を設けてあげようかと思って。違った?」
    「……いいえ」
    「ふふ、当たりだね。じゃあ君が気になってること、にも心当たりがあるから、話そっか」
    「…」
    「あはは、そんな顔しないでよ。何年君の先輩やってると思ってるの、思ったより君って分かりやすいんだから。日車君」

    あぁ、やっぱりこの人には敵わない。1度心を壊して、改めて分かったことだ。圧倒的な才とはまた別、人に寄り添い、人を考える。そういった思考を当たり前に持ち合わせて、己にも他者にも適応させられる。こういった職業でなくとも、彼女は誰かを救える人間だったのだろうと、よく思わされる人だった。彼女がかつて、同業として、先人として。俺に放った言葉を、俺は己の信念を元に突き返した。その選択は、悔いても恨んでもいない。ただ…あの時彼女が問うた言葉に、俺は上手く答えられなかった。あの時確かに、己の内側を見つめ直して、完全に折れてしまう前に僅かでも、支え木を添えられていたのなら

    「君から…ってよりは、清水ちゃんが君から聞き出した話を、私はよく聞かせてもらってたんだけど」
    「あぁ、虎杖君の話。私と君はあんまり会う機会がないしさ、清水ちゃんの方が詳しいんだ。聞いたら何でも教えてくれちゃって」
    「あぁ……いいや…吐いたのが悪い、か…」
    「ふふ、まぁそれでね?君と彼の関係が良好なのも、君が彼を愛してやまないのも、確かに聞いてたし伝わってた」
    「だけどさ、百聞は一見にしかずって言うでしょ?今日の日車君、凄く幸せそうだったよ。それでやっと分かったんだ、彼が君にとって、どれだけ大切な存在なのか」

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 17:55:50

    「……彼は、太陽のような子です。知っての通り、貴女が言った通り、精神を壊した私を。彼は掬いあげてくれた。私が忘れた、人の尊さをもう一度、教えてくれた」
    「だからこそ、私は、弱くも気高く美しい彼を、救いたい。彼はこれまで、多くの理から追い出され、神からも見捨てられたような道程を歩いてきました。だから、今度こそ、私だけは。私が傍に居ることが彼の救いになるのなら、朽ち果ててでも」
    「……変わったようで、変わってない。君はずっとそうだね、弱者救済なんて陳腐なものでもない。君のことだから、きっとまた、無理をするんだろうけど」
    「それでも、今は彼を救うことが、君の救いになるんだね」

    彼女はそう、暖かな笑顔を浮かべながら言った後、立ち上がった。俺は気が付かなかったが、どうやら清水に呼ばれたらしい。俺は彼女の笑みの真意が分からず、慌てて後を追った。振り返った彼女の眼鏡に映る自分の顔を見て、分かりやすいという彼女の気持ちがほんの少し、わかったような気がする。いたずらに緩められた唇が、明瞭に笑みをたたえて言った。

    「ふふ、っ、あはは!もう、そんな深い意味なんてないよ」
    「見返りを求めないってのは確かに立派で、君の美徳だけど…それだけじゃあ、壊れちゃうものってあるから。ただすごく、本当に心から、安心しただけ。君のいち、先輩としてね」

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:20:31

    ──────




    「そんで、どーだったよ。愛しの恋人さんに久しぶりに会った感想は」
    「あぁ、楽しかった。観光もしたし、知り合いにも合わせてやれた。あと牛タンも食わせた」
    「おーおーそりゃ何より。アイツ泊まってったんだろ、家泊めたのか?」
    「家には泊めていないな、ホテルだ」
    「へぇ、んじゃ部屋一緒?ビジホとか?」
    「…?い、いや…彼とは、ホテル前で別れて、俺は家に…」
    「は!?なんでだよ、一緒に泊まったんじゃねぇの!?」
    「なぜ確定事項のように言うんだ!別にいいだろう!」
    「いやいやいや、悪いって言ってる訳じゃねーけどよ…」

    東京と岩手との丁度中間地点、福島の個室居酒屋。彼は頼んだ円盤餃子の羽を箸で断ちつつ、声を荒らげた。一旦の起伏が終わったのか、らしくないと自責に呟きつつ、餃子を1つ口に放り込んでは地酒を呷る。文句を垂れる彼は、話題の中心である虎杖との岩手観光を可能にするべく、存在する権限や地位を使い走り回ってくれた、日下部篤也当人だった。勿論、他にも手を貸してくれた人物も居たそうだが…それも彼が助けを頼んでのこと。今日の飲みは、礼をとレターパックで現金を包んでいる最中、彼からかかってきた電話にて決まったことだ。手渡しの方が良いかと合流してすぐ帯付きの束を差し出したら、あまりに酷い顔をするもので笑ってしまった。

    彼は今日、丁度この辺りで任務があったらしい。普段は腰に携帯している刀も、袋に入れ背中に背負われていた。虎杖と会った時は、あまりに全てが鮮明過ぎて、2年越しの懐かしさも感じられなかった程だったが…今度は襲いかかってくる、たかが2年のノスタルジーに目を焼く程心地だった。それほど、目の前に座る彼の所作はあの頃のままで、酷く居心地が良い。夜と言うには明るく暖かく、日中と言うには静かで冷たい…朝焼けや夕暮れを思わせる、ぼんやりとしたその出で立ち。丁度いい、と言っては失礼だろうが、俺にとって彼は、いつ何時もそんな相手だった。

  • 20二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:24:01

    「あぁ、そういや。虎杖には一応、まだ話してねぇんだけど…アンタには伝えとくか」
    「?どうした」
    「ん、いーや…重い話は早めに話しとかねぇとなって。まぁそんな重く受け止めんなよ」

    思い出したように1つ呟いた後、彼は神妙な面をして、手元の携帯を操作する。何が飛び出るかも分からないと身構えていれば、すんなり画面が向けられた。そこに映っていたのは、1歳から2歳程度の、子供の写真。溢れんばかりの笑顔を振りまいて、カラフルなエプロンを付けた女性と手を繋ぎながら芝生を歩いている。……結婚、したのか?

    「……おめでとう、祝儀は」
    「バカバカバカちげーって!俺ァ万年独身貴族!!知ってんだろアンタ、言わせんなよ…ってそうじゃなくて!」
    「キレッキレのボケツッコミだな」
    「そりゃどーもね!本題入らせて!!」

    ゼェハァと態とらしく息切れしたような素振りを見せる彼が、1つ咳払いをした後にまたもや神妙な顔を作る。それに習って此方も聞く姿勢を作れば、漸く彼は口を開いた。

    「この子、お前らの子供ね」
    「……は?」
    「あーいや、厳密にはお前らのいざこざに巻き込まれて、本来死ぬ筈だったのに生き返っちまった赤子。ほら、呪物ん中入ってたろ」
    「…成程」
    「おーおー途端に死にそうな顔しやがって。ほら注いでやるから飲め、美味いぞ〜地酒」

    無理矢理注がれた酒を条件反射で飲み込んで、口元に押し付けられる餃子を口に入れた。葱の香り高さといっぱいに広がる肉の甘みと旨み、パリパリの羽と溢れんばかりの肉汁がコントラストを奏でて…うん、美味い。表情が僅かに前向きになったのを見て安堵の息を漏らした日下部は、引き続き事務的に続きを話し始めた。できる限り俺を感情的にしないようにという、彼なりの配慮なのだろう。

  • 21二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 21:35:04

    高木さんはずっと日車の先輩なんだな、弁護士の先輩であり人生の先輩であり
    本当に素敵な女性で、彼女を裏切ることにならなくてよかった

    日下部も変わらないんだ、あの日からずっと続いてる優しさがある
    今は友愛に変わったのかな、それとも秘めたまま墓場まで持っていくのかな
    とか思ってたら餃子あーんで食べさせてくるし日車も何の疑いもなく食べちゃうこの距離感よ

    …子供!?!?

  • 22二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 00:56:41

    よかったねぇ日車…高木さんと清水ちゃんにも会わせられて、なにより虎杖に会えて、アツヤとも前のように酒を酌み交わすようになれて…
    そっか、アツヤも結婚したんだな…月日が経つのは早いもんだな…
    …と思ってたらいいいいいい虎杖と日車の子供!?!?

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