【高校野球】東海大静岡翔洋が二枚看板で目指す甲子園 春季大会ノーヒットノーラン達成の右腕・水町蒼河と右サイドスローのエース・舟久保智哉…全国選手権静岡県大会7月4日から

東海大静岡翔洋の水町蒼河(左)と舟久保智哉(カメラ・甲斐 毅彦)
東海大静岡翔洋の水町蒼河(左)と舟久保智哉(カメラ・甲斐 毅彦)
東海大静岡翔洋は「甲子園で勝てるチーム」を目指して練習に励んでいる
東海大静岡翔洋は「甲子園で勝てるチーム」を目指して練習に励んでいる

 東海大静岡翔洋の右腕・水町蒼河(3年)は今年の春季大会2回戦の沼津東戦(8〇0)でノーヒットノーランを達成した。仲間からはたたえられ、メディアでも報じられたが、本人は冷静だった。「実感はあまりなくて。勝てたことは大きかったけど記録に対してそこまでの思いはなかった」

 胸に秘めていたのは昨秋の初戦(2回戦)の掛川西戦で先発し、1―2で敗れた悔しさだった。冬場はスクワットなどで下半身の強化に集中し、その土台を上半身と連動させることを意識。森下倫明監督(61)は「真っすぐ、縦のカーブ、スライダー。ボールのキレが良くなってきた」と成長を認めた。

 森下監督が東海大浦安で指揮していた時の教え子の一人に父・圭佑さんがいた。「つながりがあってこちらへ。環境には恵まれています」。右サイドスローのエース・舟久保智哉(3年)との二枚看板で、甲子園を目指す毎日だ。変則的な投球で打者のタイミングを外す舟久保の技術は簡単に真似はきない。「すごいな、と思いつつも自分は自分。2人で投げて勝っていければいい」。自他とも認めるマイペースの水町は、自然体で夏に挑む。(甲斐 毅彦)

 ◇水町 蒼河(みずまち・そうが)2008年12月31日、千葉・市川市出身。17歳。稲荷木小3年で野球を始める。東海大浦安中から翔洋に進学。最速142キロ。得意な変化球はチェンジアップ。179センチ、72キロ。右投右打。家族は両親と弟。

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