小学館で作品を描かせていただいていた漫画家の一人として、今回の件について一言だけ… 先ほど出された声明は、率直に言って不十分だと感じています。 謝罪はあっても、なぜ再起用が可能だったのか、どの判断がどの段階で誤ったのか、そして再発防止をどのように制度化するのかが示されているように読めませんでした。 事実関係を明確にできるはずの部分までが曖昧なままです。 また、私自身も「元教員であり、現在は漫画家」という立場にあります。 だからこそ、同じ立場にあった人間として 、教育的関係性の中での性加害、性行為、グルーミングは、どのような立場や理由があろうと絶対に許されるものでないと考えています。 これは私個人の価値観ではないはずです。 社会に関わる者であれば共有していなければならない最低限の倫理です。 もしその前提が組織の中で当然のものとして機能していないのであれば、それは重大な不全であり、看過できる問題ではありません。 守るべきは作品の自由であって、加害者を正当化したり見過ごしたりすることではないはずです。 小学館の組織としての説明責任と、具体的な再発防止策の提示を強く求めます。