香織さんと、

ゆるっと始めた大人の交換日記。

 

 

香織さんver

 

 

私ver

 

 

 

vol2のテーマは、「恋愛」だった。

 

 

しかも私から書くことになっていたけど、

なかなかそれについて言葉にできないまま、

時間が経っていた。

 


 

そんな中で先月末、

私はとっても深い幸福を体験した。

 

 

それについてブログに書こうかな、と思っていた。

 

でもなんとなく、

この幸福な体験は、誰の目にも触れてほしくないと思っていた。

 

 

 

なぜなら、

あまりにも繊細で儚いからだ。

 



 

自分の中だけで大切にしていたい、

硝子のような気持ち。

 

でも、誰の視線も気にせずに、

思いっきり胸の奥から、喉の痛みを通って、

涙と一緒に溢れ出してしまいたい。

 

 

時間が経って、

切なさや疑いに変わってしまう前に、

 

今自分が感じている美しさのまま、

言葉に当てはめてしまいたい。

 

 

 

そう思いながら書けずにいた思いを、

先に香織さんが言葉にしてくれていた。

 

 

 

この記事を、

大人の交換日記vol2にするのはどうなのだろうか…

 

そう思ったけど、

 

痛みと深く向き合った

香織さんの愛と誠意に勝手ながら応えて、

往復させたいと思った。

 

 

共有してくれて、ありがとう。

 

 

 

 



 

私には好きな人がいて、

いつの間にかもう2年も片思いしている。

 

 

 

昨年会った時に、

少し疲れているように見えた彼を励ましたくて、

どうすれば力になれるか迷った挙句、

勢いで告白した。

 

 

結果は、フラれた。

 

 

 

 

ショックだったけど、

 

でもそれによって、

私の中で目覚めたのは「愛」だった。

 

 

だって私が告白した理由は、

 

付き合いたいからではなく、

私を幸せにして欲しいからでもなく、

 


…まぁ、その欲は人並みにあったけれども、

 


それよりも、

私はあなたを応援してるよ

だったから。

 

 

 

恋人になれなくても、

この関係に名前が付かなくても、

”本当の私”は構わなかった。

 

 

愛してる

 

 

そんな気持ちに出会えたことが、

嬉しかった。

 

 

 

 

 

2年間、

関係性も私の想いも変わらない。

私がずっと片思いしているだけ。

 

上の記事に書いたことを、

私はずっと原動力にしていた。

 

 

「私、この人のために豊かになりたい」

 

そう思った。

 

 

私に得られるもの、

人脈、信用、人気、知恵、お金、愛‥

私の豊かさのすべてをこの人に使いたい。

 

 

 

いつか現実的にそうなれるように、

早く早く早く、

いっぱい使える私になりたかった。

 

 


でも現実は、

自分のことで精一杯。

 

むしろ私の方が、

誰かに支えてもらいたいくらい。

 

 

弱音も吐きたかったし、

頼りたかったけど、

彼はそういう相手じゃない。

 

私が一方的に好きなだけだからと、

自分に言い聞かせては、

いつか…と期待する自分がいて、

 

そんな期待が私の首を絞めていたことに気づいたとき、「手放さなければいけない」ことが明らかになり、心臓がぎゅっと掴まれた。

 

 

 

その気づきによって、

これまでずっと、シークレットでご案内し続けてきた彼の製品のカートを閉じさせてもらった。

 

 

純粋に応援したい!

という気持ちで始めたことだったのに、

 

いつの間にか、

私の、彼への期待が細々と流れて水漏れを起こしていて、毎回嬉しいけど切ないっていう、

自傷行為になってることに気付いたから。

 

 

 

ご挨拶が遅れましたが、

1年半の間、セミナーに参加していただいた

ほとんど全ての方が製品を購入してくれました。

 

本当にありがとうございました!!

 

今後は正規のルートから購入していただけます。

またセミナーを開催する機会があれば、

特別価格でご案内しますね^^

 


 

 

ご案内を閉じただけで、

誰も困りはしない。

 

私が外に漏らしていた、

期待の蛇口を閉めただけ。

 

 

彼との縁を切ったわけではないし、

そもそも関係も何もないし。

 

 

唯一あった、

正当な用事がなくなってしまった。

 

自分の決断にサッパリしながら、

その日はやっぱりちょっと寂しくて泣いた。

 

 

 


 

 

私はマノアのことで、

いよいよ期日や期限が迫っていた。

 

 

自分の深いところでは、

「絶対に大丈夫」だという確信があった。

 

だけど、現実的に、

「もしも大丈夫じゃなかった時」に、

私はどうなるのだろう。

 

 

 

誰かに相談に乗ってほしかった。

 

 

 

頭の中で、

彼のことがチラついたけど、

何度も消した。

 

 

でも、

消しても消しても出てくる。

 

 

もしもこれが、

別の人であったなら、

 

「思い浮かんだから」

 

という理由だけで、

私はその人に連絡してみるのに。

 

 

相手が彼だというだけで、

 

依存かもしれない。

甘えてるのかもしれない。

エゴかもしれない。

 

と、かき消している。

 


 

だから、意を決して、

連絡してみることにした。

 

エゴならそれでもいい。


でももしかしたら、

何か鍵があるかもしれない…と思って。




そしたら、あった。





いざLINEで文字を打とうとすると、

吐き気がして進まない。

 

 

無理無理、絶対無理。

嫌すぎる。

 

相談するくらいなら死んだ方がマシだ、

くらいに思えてくる。

 

 

なぜこんなに抵抗するのか、

こんなの何か隠れているに決まってるじゃん…

 

そう思い、

 

見たくない箱の蓋を開けるように、

まずは自分の内側と向き合ってみることにした。

 

 

 

この時点でもうすでに、

憂鬱で胸が爆発しそうだった。

 

 

 

そして、

蓋を開けたらそこにいたのは、

現実を見たくない私だったのだ。

 

 


彼に相談するってことは、

今の私の現実を具体的な言語で伝えることになるだろう。


感覚では、伝わらないだろう。

 

 

 

私はそれが嫌だったんだ。

 

 

 

自分の感覚でやってきたことが、

向こう側から見てあまりにも無茶苦茶なんじゃないか。

 

哀れで、愚かで、救いようもないと、

この人にまで言われたら、

私はもう生きていけないんじゃないかと震えた。

 

 

 

ずっと見ないままでいた蓋を開けたら、

そんなか弱い自分がいたんだ。

 

 

 

どれだけ細い橋を、

一人で渡ってきていたのか。

 

 

 

自分の感覚だけを信じて進んできたその背景には、現実に否定されたくなくて、逃げていた私がいた。

 

 

それに気付いた時、

腹を決めたんだ。

 

 


最初は彼に”相談”をするつもりだった。

 

だけど向き合った後では、

LINEをする意味が変わっていた。



現実をちゃんと見よう。


現実をひっくり返したいなら、

その現実をちゃんと見なくちゃ。

 

 

私の真反対にいる人から、

私の現実はどう見えるのか。

 

私からは見えないものを、

見せてもらうことにした。

 

向こうの言葉で言語化して、

整理してもらうことにした。

 

 

 

最初は、

「話聞いてもらえますか?」

って送ってたんだけど、

 

後から、

「なにお伺い立ててんだ。

見せてもらいたいものがあるなら、

まずはこっちから差し出せよ」

 

と思って、翌日追LINEした。

 

 

「今あぁで、こうで」と、数字も全部つけて。

 

冷静になれば、

そこまで見せなくてもよかった?

と思うほど、全部曝け出した。

 

 

 

いつ思い出しても笑ってしまう。

 

 

片思いしてからの2年間。

彼はずっと変わらずそこにいるだけなのに、

いつも私がいきなり脱ぎ出す(笑)

 

 

あぁもう、

こんなに脱ぎたくない(見せたくない)のに。

 

 

そう思いながら、

でも脱いだあとはいつも、

全てを受け入れる覚悟ができている。

 

 

 

 

 

 

追LINEから数時間後、

返事が返ってきた。

 

 


LINEの画面がテキスト画面に変わるくらい

想像の3倍長い文章で、

「その場合、自分ならこうする」

と一から順に書かれていた。

 

 

あくまで自分の場合だから、

参考にしなくていいからって

念には念を押しまくりながら、

 

でも多分、

私が参考にする可能性も考えて、

道標まで出してくれていた。


 

それから、

私が一番恐れていた、

 

「哀れで、愚かで、救いようもない」

 

と言われることはなかったし、

そう感じることもなかった。

 


 

ほっとした。



 

その瞬間、

無意識の奥にあった、

 

「現実は私を否定するもの」

 

という思い込みがひっくり返った。

 

 

 

私の中にある、

「絶対に大丈夫」という自信が、

細い綱渡りみたいなものではなく、

ちゃんと大地に足がついたみたいな感覚。

 

 



もう、

現実に否定されないために、

現実で証明するために、

頑張らなくていい。



なぜなら、

現実は私を否定するものではないから。

 

 

専門の知識がある人も、

男性も社会も、もっと頼りにしていいんだ。

 


そう思うことができた。



 

私は、正論だとしても、

「嫌なものは嫌だ」と突っぱねてしまう頑固なところがある。


そのせいで、

見てみぬふりをしてきた部分があった。

 


だから今回、

ちゃんとその現実を見ようと思って、


私の中で唯一、

『たとえ正論であっても、

この人なら素直に話を聞けるだろう』

と思ったのがあなただった。

 


連絡をするのはすごく怖かった。

 

でもその理由は、

愚か者って思われたらどうしよう。とか、

そういう私の思い込みだったから、

全然あなたは関係なくて。


でも、そうやってできない自分を隠してるから、

誰にも相談しなかった愚か者は私なんだ。


 

ということをね、

正直に返事で伝えたんだ。

 

 

 

そして伝えながらこう思った。

 

私は最終的にこれを言葉にするために、

彼に連絡したんだなぁって。

 

 

 

甘くもなんともない、

ただ一方的な私の自己開示。


 

 

私は、

 

あなたを通して、

現実を見たかったんだ。

 

 

 

だから、

連絡させてくれてありがとう。

 

さらに想像以上に丁寧に、

返事をくれてありがとう。



そしてそして、

私の素直な気持ちを、

言葉にさせてくれてありがとう。

 

 



そんなやり取りがあったのが、

実はお墓参りに行く前夜だった。



現実逃避をしている自分に気づき、

現実を見ようとしている中で、

繋がった新しい次元でのセッション。





常識や思考を超えた、

数々のシンクロが起きる。


時間を無視して、

あり得ないほどスムーズに、

現実が展開していく。





クラクラして帰ってきたときに、

彼から返事がきて、



私が見て、体験している現実と、

彼から見える現実を並べながら、


「あぁ、私はこの現実をひっくり返すのだな」


と、動じずに受け入れることができた。



そして、

心からの「ありがとう」を返すことができた。





私たちは付き合っていないし、

彼に恋愛の感情はないと思う。

 

 

だけど、

そういうラベルではなく、

 

この日私の中で、

男性性と女性性が

交差した感覚があった。

 

 

 

深いつながりを感じた。

 

 

 

恋愛じゃなくていい。

この関係性に名前がなくてもいい。

 

 

 

私が素直になれたこと。

理想の自分ではなく、

ありのままの自分を開示できたこと。

 

それってこんなにも清々しくて、

深い喜びなのだと知った。

 

 

その私が否定されず、

受け入れられたこと。

 

それだけのことがこんなにも、

安心して私の世界を広げてくれるんだと知った。

 

 

これは私が望む、

パートナーシップの原型だった。

 

 

 

心からのありがとうが、

胸に沁みる。

 

 

私の勇気に。

彼の存在に。

 

聖なる二極の世界に。

 

 

 

心を込めて、ありがとう。

 

 

 


この深い幸福の体験が、

マノアの競売を受け入れるきっかけとなった。

 

 

この決断は、

現実を諦めたんじゃない。

 

 

私の中で、

現実は敵じゃないと気付いた。

現実は私を否定するものではないのだと気付いた。

 

 

 

そうして受け入れてみたら、

見えたものがある。

 



 

マノアがまだ設計図の段階で、

創造の種だった時。

 

それらの書面を、

行政の融資相談に持って行ったら、

 

「あなたが本当に建てると思わない」

 

と言われたことがあった。

 

 

 

だから私は、

自分で頑張ることにした。

 

 

 

そうやってスタート地点では、

 

男性や社会、常識に疑われたものが、

実際目に見える形になったのだ。

 

 

そして最後には、

現実に存在している”夢”が、

男性や社会、常識の観点に支えられて、

手放すかたちで完了したんだ。

 

 

image

イラスト:水鏡なおさん

 

 

頭で考えれば、

どれだけお金や時間をかけたのだと、

何も手に入ってないじゃないかと思うけど、

 

私の中では、

それ以上に大きなものが手に入っている。

 

 

だからこの物語は、

私の中では間違いなく大成功なのです。

 


 

 

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