『VIVANT』続編で天才ハッカー役を降板。事務所と契約満了となる逸材の経緯 #エキスパートトピ

斉藤貴志
芸能ライター/編集者
田辺エージェンシーHPより

2023年に大ヒットしたドラマ『VIVANT』の続編が来年放送されることが発表された。主演の堺雅人を始め総勢26人のキャストが続投する中、謎の天才ハッカー・ブルーウォーカーの正体だった太田梨歩役は飯沼愛から花岡すみれに。飯沼は所属する田辺エージェンシーとの契約が来年3月で満了予定と報じられた。

飯沼はTBS肝いりの女優発掘オーディションの初代グランプリからデビューし、GP帯の連続ドラマの主演も務めた逸材。まさかの降板を惜しみ動向を案ずる声が多く上がっている。これまでの活躍から改めて振り返りたい。

ココがポイント

Instagramもラジオ終了から更新が途絶えていることで、ファンの間で休養や引退をしてしまうのでは? という心配の声が
出典:週刊女性PRIME 2025/10/21(火)

初代グランプリ・飯沼愛 SPインタビュー!!『私が女優になる日_ 』

飯沼が演じたのは、丸菱商事の財務部で事務員を務める太田梨歩。その正体は“ブルーウォーカー”と呼ばれる天才ハッカー
出典:Real Sound|リアルサウンド 映画部 2023/8/19(土)

『南くんの恋人』男女逆転版で主演。発掘オーディションから3年、飯沼愛の「超ネガティブ」な頃を経た現在
出典:斉藤貴志 2024/7/14(日)

エキスパートの補足・見解

契約満了とは更新しないということ。事務所の意向か本人の希望か。飯沼は昨夏の『南くんが恋人!?』に主演以降、出演作が途絶えてはいたが、仮にこの間まったく声が掛かってなかったとしても、22歳の逸材を早々に“クビ”とは普通は考えられない。

かつては多数のタレントが所属した田辺エージェンシーも現在はタモリ、永作博美に飯沼と『私が女優になる日_』2代目グランプリの幸澤沙良の4人だけ(他2人と業務提携)。堺雅人も2022年に退所している。スリム化は図っているのかもしれないが…。

香川から女優を目指して上京した飯沼本人のモチベーションが急に落ちたとも考えにくく、何らかの事情があるのだろうが、推測しても本当のことはわからない。

『VIVANT』では別班に協力しテロ組織・テントのアジトへの手がかりを探り、「ハッキングなんて最後は運! 神様の気まぐれ!」と叫びながら天才ぶりを発揮する見せ場もあった。そのシーンは5ヵ月考えたという。『天使の耳』では視覚障害ながら音を正確に記憶する能力を持ち、さらに裏もある難役を見事に演じていた。

個人的にはたびたび取材させてもらい、朗らかで聡明な好印象があった。いつか復帰を待ちたいところではある。

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埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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