ケイリン女子・佐藤水菜、2年連続4度目V「しっかりと考えて走ることができた」余力十分の勝利 メダル期待のロス五輪へ国内ライバル不在が唯一の不安材料か
自転車トラック種目の全日本選手権第3日が14日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで行われ、ケイリンは女子の佐藤水菜(27)=日本競輪選手会=が2年連続4度目の優勝を飾り、スプリントとの2冠を達成した。男子は中野慎詞(27)=同=が4年ぶり2度目の優勝を果たした。 女子は世界選手権覇者の佐藤が圧勝した。仲沢が果敢に仕掛けたが、あっさりまくって決着。「後ろの人をどう使うか。しっかりと考えて走ることができた」と余力十分の勝利で、ゴール後は観客とタッチして盛り上げた。 国内最高の舞台なのに勝って当然。それだけに危機感が募る。若手が着実に力をつけつつある男子と違い、佐藤を脅かす若手が育たず、選手層も薄い。この日も決勝の一発勝負だった。「2人の大学生が私に挑戦してくれたことがうれしかった」。メダル獲得が期待される2028年ロサンゼルス五輪へ、唯一の不安材料は国内にライバルがいないことなのかもしれない。
中日スポーツ