大学教員が電車にパソコン置き忘れ⋯個人情報418件漏洩のおそれ「第三者が起動すれば操作できる状態」【高知工科大学】
高知工科大学の教員が出張で関東を訪れた際、電車の中にノートパソコンを置き忘れ紛失していたことがわかりました。パソコンは「第三者が起動すれば操作できる状態」で、メールアドレスや氏名など最大で418件の個人情報が漏洩したおそれがあるということです。 【写真を見る】大学教員が電車にパソコン置き忘れ⋯個人情報418件漏洩のおそれ「第三者が起動すれば操作できる状態」【高知工科大学】 高知工科大学によりますと、5月下旬、大学の教員が関東地方へ出張した際、電車の中でノートパソコンを使用し、列車内にパソコンを置き忘れたということです。 紛失に気づいた教員は、警察署へ遺失届を提出し、鉄道会社にも確認しましたが、現在もノートパソコンは見つかっていません。 ■紛失したパソコンは「第三者が起動すれば操作できる状態」 紛失したパソコンは、大学が所有し、普段は教員が管理していて、OSにログインする際のパスワードが設定されておらず、「第三者が起動すれば操作できる状態」でした。 紛失が発覚してから、大学がメールサーバーの通信を調べたところ、この教員と過去にやりとりをした47人の学生を含む合わせて418件の氏名・メールアドレス、メール本文・添付ファイルが、「第三者が閲覧できる状態」であることがわかり、大学はこれらの情報を「漏洩したおそれがある」としています。 一方で、教員は主要な業務データを外付けSSDに保存していてこの情報は無事だったほか、現時点で不審なアクセスなどの二次被害は確認されていません。 ■大学職員は「スクリーンロックの設定」「利用後のログアウト」を守らず 大学の教職員は、「高知県公立大学法人情報セキュリティ対策基準」に則ってパソコンを利用することが定められていましたが、今回パソコンを紛失した教員はOSにログインする際のパスワードを設定しておらず、「スクリーンロックの設定」「利用後のログアウト」などを守っていなかったということです。 高知工科大学の蝶野成臣学長は「情報セキュリティ対策を軽視し逸脱した運用が行われていたことは誠に遺憾です」「今後、規律のさらなる徹底と再発防止に努めてまいります」とコメントし、関係者へ深くお詫びするとしています。
なお、教員がパソコンを紛失した詳細な状況については、「仮にパソコンを持っている人が報道を知って悪用につなげる可能性もあるため、公表できない」としています。
テレビ高知
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