阪神・木下里都が火の玉直球K斬り 藤川球児監督の「自信を持って」に発奮 緊急登板でピンチ救った
◇交流戦 阪神6―3オリックス(2026年6月13日 京セラドーム) 阪神・藤川監督の檄(げき)に奮い立っての好火消しだった。1点差に迫られた直後の7回2死一、二塁のピンチ。畠の緊急降板を受け、木下がマウンドに。カウント2―1から、打席には4番・太田。ブルペンで肩をつくる右腕に近づいた指揮官は直々に言葉を掛けた。 【写真あり】阪神・高橋遥人 5月度月間MVP 佐藤輝明とともに同一チームの2カ月連続受賞は史上初めて 「“自信のある球を自信を持って投げてこい”とわざわざ言いに来てくださったんで」 試合後の木下が舞台裏を明かした。初球フォークがボールで3―1となったが、「四球になっても次を抑えればいい。厳しい所にしっかり投げて」と考えることができたのは、先発を経験したからこその視野の広がりだろう。フォークの連投で空振りを奪うと、最後は157キロの速球で空振り三振に仕留め、マウンド上で吠えた。 「なかなか味わえない場面で投げさせてもらっている。余裕というか、そういうのも持って投げています」 藤川監督も「あれは選手にとってはチャンス。監督の立場としては、彼はチャンスを生かしたと思います」と目を細めた。今後も勝ちパターン継投の、貴重なピースになりそうだ。 (石塚 徹)