東北福祉大、連覇ならず 山路監督「大舞台でも力を発揮するレベルの高い投手を作るのは大変」
◇第75回全日本大学野球選手権記念大会第5日 準決勝 東北福祉大2―5慶大(2026年6月13日 神宮) 【写真あり】4回、高岡を三振に打ち取り早くも10個目の三振を奪い、雄叫びを上げる慶大・渡辺和 連覇を狙った東北福祉大は、慶大・渡辺和に15三振を奪われ力尽きた。 7回まで2四死球のノーヒット。15三振と沈黙した。しかし山路哲生監督は「後半チャンスが来ると思っていた」とあわてることはなかった。8回、代打藤原天斗(3年=八戸学院光星)が右前にチーム初安打。そこから四球を選んで渡辺和をマウンドから降ろすと、盗塁、相手の失策を誘って1点を返しなお1死満塁と指揮官の思い通りの展開となった。 山路監督は「調子のいい高岡だったので何とかしてくれると思ったんだが」と期待したが二ゴロ併殺打に終わり1点止まり。8回裏に3失点して万事休した。 「打線は何とかなると思っていたが、大舞台でも力を発揮するレベルの高い投手を作るのは大変だね」と指揮官は無念の表情。「左打者封じ」を狙って1年の左腕・舩曳壮汰(高川学園)を起用したが「ちょっと引っ張りすぎたかな」と反省も。9回にも1点を返し意地は見せた。連覇は逃したが“東北の雄”はしっかり足跡は残した。