日本ハム・新庄監督「アンビリバボー!」9連勝で貯金7 交流戦逆転Vに望み
(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム4x-3中日、2回戦、日本ハム2勝、13日、エスコン)日本ハムは13日、中日2回戦(エスコン)で同点とされた直後の九回1死走者なしから水野達稀内野手(25)が右中間に3号本塁打を放ち、4―3でサヨナラ勝ち。今季最長の連勝を9に伸ばし、貯金も最多7。交流戦の逆転Vにも望みをつないだ。試合前練習で14日(日本時間15日)にW杯北中米大会の初戦を迎えるサッカー日本代表のユニホームを着用した新庄剛志監督(54)も大喜びだった。 勢いは止まらない。9連勝を飾った日本ハム・新庄監督の第一声は「アンビリバボー!」。そして、満面の笑みで「何ですか、この勝ち方は。連勝しているときって、こういう勝ち方するんですね。でも、同点になっても、やたらと落ち着いている自分がいた。『(選手が)やってくれるだろう』と。そう思っている間に水野君が決めてくれて」と続けた。 2点リードの九回。守護神・柳川が2死満塁で打者・鵜飼をカウント2-2と試合終了まで〝あと1球〟と追い込みながら、同点打を許した。それでも、直後に水野がサヨナラ弾。「久々に興奮で頭が真っ白になった。ノリでジェイ(野村)に『決めてくるわ』と言って打席に向かったんですけど、言ってみるもんだなと」と振り返った。 連勝が始まった当初、「10連勝したら、気の利いたコメントします」と話していた指揮官は、「言霊やね。明日、イオンで(偉人の名言集でも)買ってこよ」とにやり。さらに「18連勝ですよね、記録は」と、1954年の南海、60年の大毎のプロ野球記録にも色気をのぞかせた。 この日の試合前練習では、W杯初戦を目前に控えたサッカー日本代表のアウェー用ユニホームを着用。阪神の新入団会見で目標の選手を聞かれ「マラドーナ」と答えた逸話を持つ指揮官だけに、「(幼少期は)野球よりサッカーの方がめちゃくちゃうまかった。センターフォワードでね。W杯はもちろん見ます」と声を弾ませた。 交流戦逆転Vの可能性を残す中、この時ばかりは真顔で「やる意味あるの?って思うぐらいパが強い。交流戦優勝より、その先ですよ」と、真の戦いは19日からのリーグ戦再開後と位置付けた。(東山貴実)