阪神・佐藤輝明 藤川監督退場直後の打席で3試合ぶり快音 「最後まで前を向いてプレーすることが大事」
◇交流戦 阪神2―6ソフトバンク(2026年6月10日 みずほPayPay) 試合後、阪神・佐藤輝の表情は淡々としていた。「(藤川監督が退場になった)でも、最後まで前を向いてプレーをすることが大事だと思うので…」。虎の主砲は味方に流れを引き寄せようと必死だった。3試合ぶりの快音はその直後に生まれた。 【写真あり】佐藤輝明 今季57試合目で初の2試合連続無安打も巻き返しを誓う 「(この安打をきっかけに)はい」 4点ビハインドで回ってきた8回1死一塁の4打席目。カウント1―1から松本裕のまん中低めフォークを捉えたライナー性の打球は中前で弾む一打となった。前日9日に今季初2試合連続無安打に終わっていた男にとって、実に13打席ぶりの安打。後続が続かず無得点に終わったが、チームの浮沈を担う背番号8にHランプがともったことはチームにとっても安心材料になるだろう。 この日も浮かない表情を浮かべていた。先発左腕・松本晴の前に1打席目は空振り三振に倒れると、続く打席は遊飛。3打席目は2ボールから2番手右腕・木村光のスプリットを打って出て二ゴロに終わっていた。試合前の打撃練習でも普段より柵越えは減少。それでもリーグ主要打撃部門で3冠王をひた走る男は、3試合連続で“結果”を出さないはずはない。 2連敗で迎える11日の先発はスチュワート。23年の交流戦では2打数無安打2三振を喫しているが、そんな相手から打てば、チームも、自身も本調子に戻ってくるに違いない。 (石崎 祥平)