2025年の刑法犯認知件数 詐欺急増でコロナ前の2019年上回る ここ10年の日本の治安「悪くなったと思う」 警察庁のアンケートで約8割が回答
警察庁によりますと、2025年の刑法犯の認知件数は約77万4000件で4年連続で増加し、コロナ禍前の2019年を上回りました。2019年との比較では詐欺の増加が顕著で、刑法犯認知件数の総数の増加に大きく影響しているということです。
また警察庁は去年、全国の15歳以上の男女5000人を対象に体感治安に関するアンケートを実施しました。
「日本の治安は良いと思うか」という設問に対し「良いと思う」と答えた人は60.3パーセントで前年比で約4ポイント増加した一方、「ここ10年で日本の治安は良くなったか」という設問に対しては、「悪くなったと思う」とした人が79.7パーセントにのぼり、前年比で約3ポイント増加しました。
「悪くなったと思う」と回答した人の約7割がオレオレ詐欺や投資詐欺、ロマンス詐欺、フィッシング詐欺などを悪化の要因と考えていたということです。
警察庁は全体の犯罪情勢について「厳しい状況にある」としたうえで、体感治安にも影響する詐欺への対策を推進するとしています。