【大学野球】関大左腕の衝撃再び…152キロ左腕・百合沢「破格の直球勝負」で好投、米沢に続く来秋候補へ
◇第75回全日本大学野球選手権記念大会2回戦 関大5―3北九州市大(2026年6月10日 東京ドーム) 全日本大学野球選手権は10日、2回戦が行われて8強が出そろった。 関大は北九州市大を5―3で下し、準優勝した1991年以来35年ぶりの8強入りを決めた。 最速152キロ左腕の百合沢飛(3年)が9奪三振を数える6回0/3、3失点と好投し、鮮烈な全国デビューを飾った。 初回に自己最速まで2キロに迫る150キロを計測。92球投じたうち、直球が81・5%にあたる75球を占めた。犠打を除けば内野ゴロは1つのみ。浮き上がるような球で押し込み続けて好投につなげた。 「硬いマウンドに慣れるまでに時間がかかったけど、粘りの投球ができたと思います。全国の打者を詰まらせることができたので自信になりました」 1回戦でエース左腕の米沢が10個の奪三振ショーを見せた2日後、今度は後輩左腕が「ほぼ直球勝負」で輝いた。同大学では、主戦左腕だった金丸夢斗が24年ドラフト1位で中日に入団。米沢も今秋ドラフト上位候補と評されており、好左腕の輩出が続いている。 そして、百合沢も早くも来秋ドラフト候補に挙がる成長を見せている。「米沢さんの切れのある球は本当に尊敬している。練習に取り組み姿勢も含めて刺激を受けています」と先輩との共闘を誓った。 ◇百合沢 飛(ゆりさわ・たか)2006年(平18)1月26日生まれ、島根県松江市出身の20歳。小1から雑賀ライガースで野球を始めて投手。開星中では軟式野球部に所属。開星(島根)では2年夏に背番号17でベンチ入りし、3年春から背番号1。関大では1年秋にリーグ戦初登板。50メートル走6秒4、遠投120メートル。1メートル90、97キロ。左投げ左打ち。