日本ハム・細野晴希、憧れの巨人・杉内コーチの金言でノーノー以来の2勝目
(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム3-1中日、1回戦、日本ハム1勝、12日、エスコン)長かった。日本ハム・細野晴希投手(24)がノーヒットノーランを達成した3月31日のロッテ戦以来のエスコンフィールドのマウンドで七回途中1失点、11奪三振。同戦以来の白星となる2勝目を挙げ、新庄政権初、チームとしても10年ぶりの8連勝に導いた。 「結構、落ち込んだ時期もあったので、ノーヒットノーランしたときよりもうれしいかもしれない。ピンチになったら、(『ドランゴンボール』に登場するサイヤ人の変身形態で大幅に戦闘力が上昇する)スーパーサイヤ人になろうと思って投げていた」 その言葉通り、四回無死二塁では阿部、サノー、細川の中軸を3者連続三振に仕留めた。 もともと場面によって出力の上げ下げをするタイプではなかったが、きっかけは交流戦であいさつに出向いた巨人・杉内俊哉投手チーフコーチの言葉だった。同じ左腕、持っている球種も似ているということで、プロ入り後も同コーチの現役時代の映像をYouTubeで見て参考にすることが多かった。通算142勝(77敗)の憧れの存在にピンチでの考え方を質問すると、「俺はピンチ用のエンジンを持っていたよ」との返答。「それをイメージして、この試合からやりました」と明かした。 前日11日に「やっぱ、野球はピッチャーですよ、本当に」と語った新庄監督は、「明日(13日)も選手がやってくれるでしょう!」と交流戦逆転Vが視野に入ってきた。(東山貴実)