「今となっては後悔している」
仙台市の福祉事務所職員から、消費期限切れのパンを受け取った30代の男性は毎日新聞の取材に、胸の内を語った。
期限切れであることを了承した上で受領し、食べた。すると、数時間後、激しい腹痛と下痢に襲われた。
「家計が切迫しており、冷静な判断ができなかった。しかし、市側の対応にも問題があったのではないか」
市は当初、非を認めておらず、男性は市の姿勢に疑問を抱いている。
硬い食感、味や匂いは「普通」
男性は精神疾患などを理由に仕事を失い、昨年7月から生活保護を受けるようになった。
仙台市はフードバンクと連携し、申し出があった生活困窮者に食料品を無償提供している。男性も物価高で家計が苦しく、数回、受け取りに行ったことがあった。
「食品が届きました」。提供を申請した男性に、福祉事務所から5月25日に電話がかかってきた。た…
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