皇居・東御苑にカフェ 「猿田彦珈琲」が出店協議、今秋オープン予定

宮廻潤子

 皇居・東御苑内に宮内庁が建設中の「大手休憩所」(仮称)のカフェ事業について、コーヒー専門店「猿田彦珈琲(コーヒー)」(本社・東京)が優先交渉権を取得した。今後は本契約に向けて、店舗の内装や設備、メニューなどを含めた協議を同庁と進め、今秋のオープンを見込む。

 皇居・東御苑内には、旧江戸城の遺構が点在し、サクラなど四季折々の植物を楽しむことができる。1968(昭和43)年から、宮中行事などに支障が無い限り、一般の人に公開されているが、これまでカフェや食堂はなかった。

 宮内庁によると、皇居を訪れる外国人観光客の増加などを受け、計63億円の予算を計上し、2024年度からカフェを併設する大手休憩所の建設工事を進めている。猿田彦珈琲は今年1月にカフェ事業の優先交渉権を取得した。

 同庁によると、大手休憩所は皇室の情報をわかりやすく発信するコーナーや、記念品を購入できる売店などが設けられる予定。同時にリニューアルオープン予定の「三の丸尚蔵館」との一体感や、皇居への来訪記念となるようなサービスの提供をめざしているという。

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この記事を書いた人
宮廻潤子
東京社会部|宮内庁担当
専門・関心分野
皇室、ジェンダー、多文化共生
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    河西秀哉
    名古屋大学教授=皇室・近現代史
    視点

    皇居東御苑ですが、一般に公開されており、近年は外国人観光客も含めて、多くの人が集まっています。現在も、売店はあり、自動販売機もあって休憩するスペースはたしかにあります。 しかし、カフェなどができれば、その自然をさらにゆったりと楽しむことが

    2026年4月3日 17:06
  • commentatorHeader
    原武史
    政治学者
    視点

    皇室の祖先神であるアマテラスをまつる皇大神宮(内宮)のある三重県伊勢市に猿田彦神社がある。祭神のサルタヒコは天孫降臨の際、アマテラスの孫のニニギを道案内した神として知られている。この神にちなむカフェが皇居・東御苑に出店することに因縁め

    2026年4月4日 20:23

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