「尊厳と生命を脅かす」違法な拘束で看護師などを刑事告発へ 青森・みちのく記念病院殺人隠蔽事件に新展開
みちのく記念病院の殺人隠ぺい事件に新たな展開です。違法な拘束が殺人事件につながったとして、精神医療に携わる大学教授たちが当時の看護師や主治医を刑事告発すると明らかにしました。
刑事告発するのは2023年にみちのく記念病院で起きた入院患者間の殺人事件を巡って、裁判記録や職員からの情報提供で調査を進めていた杏林大学保健学部の長谷川利夫教授や弁護士たち3人です。
長谷川教授によりますと、事件の被害者はおむつを交換する時に暴れるという理由で、当時看護師だった女性の独断で違法な拘束を受けていたということです。このため暴行から逃げたり抵抗したりできず、亡くなったとしています。
元看護師のほか、殺人事件を隠ぺいしたとして有罪判決が確定した元理事長と、被害者の主治医だった弟の石山哲被告も行為を黙認していたとしてあわせて刑事告発します。
長谷川教授たちは「患者の尊厳と生命を脅かす極めて重大な事案」だとして、司法の場での徹底した事実解明と責任追及を求めるとしています。告発状は今月18日に八戸警察署に提出する予定です。