半導体大手キオクシアが時価総額1位 トヨタ抜き一時44兆円上回る
6月12日の東京株式市場で半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)の時価総額が一時、44兆円を上回り、初めて国内上場企業のトップになった。AI(人工知能)の稼働を支える主力製品のフラッシュメモリーの引き合いが強まり、トヨタ自動車やソフトバンクグループを超えた。 【写真】巨額赤字から一転、最高益のなぜ カギは「一本足打法」 キオクシアHDは2日の投資家向け説明会で、2027年度から株主配当を始めるほか、今後3年間で大規模な設備投資に取り組む考えを表明した。複数の取引先と長期契約を結んでいることも明らかにし、安定的な成長が見込める投資先として期待が高まっていた。 キオクシアHDは元々、東芝の半導体メモリー部門。東芝が経営危機に陥ったため17年に分社化され、18年に米ファンドなどに買収された。19年に「東芝メモリ」から名前を変えた。
朝日新聞社