半世紀前からの「機器」消え「アイオーデータ」に社名変更 7月から
パソコンやタブレット端末などの周辺機器メーカー「アイ・オー・データ機器」(金沢市)が7月1日から、社名を「アイオーデータ」に変更する。国内外で販路を広げるが、クラウド、アプリなど機器以外の事業も進展する現状に合わせた。 1976年創業で、台湾、香港、米国、ベトナムで子会社も展開する。昨年6月期の決算によると、年間売上高は458億円。液晶ディスプレーやハードディスク、無線LANルーターなどが主力だ。近年はインターネット上にデータを保存するクラウドストレージのほか、電子処方箋(せん)や電子カルテの導入が増える医療分野向けの事業にも力を入れている。 会社のロゴマークは変わらない。社名のうちアイは「インプット」、オーは「アウトプット」の英語の頭文字。顧客の声に耳を傾け、期待に誠心誠意応えるという創業精神も込めている。社名変更について、担当者は「事業領域が拡大し、『アイオーデータ』の愛称も認知いただいていることもあり、創業50年の節目に踏み出すことにした。さらに進化を続けたい」と話した。(樫村伸哉)
朝日新聞社