小学館、もといマンガワン編集部から公式の声明が出されたようです。 堕天作戦と同じ時期、同じ賞出身でマンガワンに連載していた立場からすると、今回の事件はショックであり、作家による未成年への性加害、虐待行為を隠蔽したともとれる編集者の行動には強い失望を覚えます。 堕天作戦の担当編集者とは面識がある程度の関係でしたが、彼の担当作家には親友とも呼べる間柄の作家が何人もいます。 当該の編集者の行動は彼らに対しても大きな裏切りであり、筆も持てないほどに動揺し事件に対し心を痛めている彼らを見ると、怒りと悲しみが収まりません。 悪辣な表現描写がエンタメとして成立し、誰かの救いにすらなり得るのはそれがフィクションだからであり、それを生み出す創作者や編集者は現実での倫理において高い意識を心がけるべきです。 その大前提が共有できているからこそ、我々は編集者の事を信頼し、自由な表現を読者に届ける事ができています。 今回の件はそれを根幹から揺るがす大事件と考えます。 信頼していた編集者が、現実の重大な犯罪を庇い、結果的に被害者をさらに苦しめる行為に加担しているなど、誰が思うでしょうか? それを知ることになった担当作家の心痛が、当該編集者には想像出来なかったのでしょうか? 僕自身も、昨日まではマンガワンで連載していた事を誇りに思っておりました。ですが今はそれを恥ずかしく思う気持ちです。 編集部には今後の責任を持った対応と、この様な事態が二度と起こらないようにするための体制の改善を強く望みます。 また、未だに想像を絶する苦しみの中にいるであろう被害者の方には、一刻も早く本件の然るべき決着と適切なケアによる平穏が訪れる事を心から願っております。