「この男は一人だけ異次元の世界にいる」 大谷翔平、ホームランキャッチに無表情、お返しに12号2ラン… 米解説者はあきれ返る
◇10日(日本時間11日) パイレーツ9―8ドジャース(ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手(31)は、敵地のパイレーツ戦に「1番・投手兼DH」のリアル二刀流で出場。打席では12号2ランを放つなど5打数1安打2打点だった。投げては6イニング⅔を6安打4失点(自責3)。102球で6奪三振、3四球。大谷は7勝目の権利を持って降板したが、試合はドジャースが逆転負けし、大谷に勝敗はつかなかった。 【実際の動画】大谷翔平、意地の一発! 二刀流で9回12号2ラン 本塁打をもぎとられたお返しを、きっちりやってのけた。大谷は第2打席で先発右腕ジョーンズの160キロ剛速球を流し打ち。だが、左翼手レイノルズがフェンス際でジャンプ一番、最高到達地点でキャッチ。12号2ランが幻と終わった大谷は、無表情のままベンチへと走った。 地元中継局スポーツネットLAのスティーブン・ネルソン実況は「レフトへ上がった。レイノルズが警告帯からフェンスにつき…ジャンプ、本塁打をもぎ取りました! ブライアン・レイノルズが大谷のアーチを強奪し、試合は0―0のまま。『absolutely sick play(全くもってヤバいプレーです)』」と大興奮。ジョーンズは信じられないという表情で万歳したまま固まっていたが、ようやくフリーズを解くと何度もグラブをたたいて感謝した。 エリック・キャロス解説者は「このPNCパークはフェンスの高さが低い(約1・8メートル)から、ああいうプレーをするにはパーフェクトな球場だ。だから、ジャンプして上半身が完全にフェンスから出ていると、本当に絵になる。ポスターにしたくなる瞬間だね。敬意を表さなきゃ。身体能力と美しさに、とにかく感嘆せざるを得ないよ」。同実況も「素晴らしいプレーは、どちらのチームであっても素晴らしいプレーですからね。ジョーンズのリアクションも、感謝感激でした」と同意した。 リベンジの打席は、3点を追う9回1死一塁だった。左腕守護神・ソトの真ん中低め99マイル(約159キロ)直球をたたくと、30度の角度で放たれた打球は左中間フェンス奥にしつらえられた自軍ブルペンに着弾。正真正銘の12号2ランとなった。 同実況は「あそこの打球をもぎ取れる者はいません! 大谷の12号で、試合は再び1点差です」。同解説者は「99マイルだったのに、あっさり弾き返してしまった。打球初速104マイル(約167キロ)、どこまでも飛び続け、飛距離は412フィート(約126メートル)。前も言ったが、この男は一人だけ異次元の世界にいるんだよ」と、あきれ返った。 ノマー・ガルシアパーラ解説者も「すごく軽く振っているように見えるのに、あの打球だ。本当に力強く、信じられないパワーとしか言いようがない」と感じ入った。 これで今季『リアル二刀流』の日の打撃は、5月13日まで打率・100(10打数1安打)、3四球、4三振だったが、それ以降は打率・353(17打数6安打)、3本塁打、3四球となった。(写真はAP)
中日スポーツ