出産前の妊婦を盗撮容疑、元研修医を書類送検「勉強のつもりだった」

宮坂奈津
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 研修先の病院で立ち会った出産直前の妊婦を盗撮したとして、大阪府警は10日、滋賀県総合病院の中道(なかみち)優人・元研修医(26)を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影)の疑いで書類送検した。

 府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。府警への取材でわかった。

 府警によると、元研修医は同病院に勤めていた2025年8月、研修先の別の病院で、帝王切開での出産を控え手術前に麻酔のための消毒を終えた妊婦を、腕時計型の小型カメラで盗撮した疑いがある。

 捜査関係者によると、元研修医は妊婦を撮影したことは認めているが、「医者になるための勉強のつもりだった」と供述しているという。

 府警は26年2月、大阪市内の商業施設で10代の女子高校生のスカート内を撮影しようとしたとして、元研修医を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影未遂)容疑で現行犯逮捕していた。

 元研修医は調べに対し「自分好みの女性のお尻や太ももを見て背徳感を得たかった」と容疑を認めていたという。

 釈放後に任意で捜査していたところ、関係先で小型カメラなど3台と、今回の書類送検容疑となった動画などが見つかったという。

 府警によると、元研修医は「100人以上を盗撮した」などと供述しているが、妊婦を撮影した動画で確認できたのは今回の1件のみという。

 滋賀県立総合病院によると、元研修医は24年4月から同病院で勤務し、26年3月末に任期満了で退職した。

 元研修医の書類送検を受け、中村敬哉・病院長は10日、「今後の裁判の状況など、事実関係の把握を行った上で対処します。職員一人ひとりに対し、改めて法令順守と公務員倫理を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とのコメントを出した。

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この記事を書いた人
宮坂奈津
ネットワーク報道本部
専門・関心分野
民主主義、北欧

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