元衆院議長で自民党総裁を務めた河野洋平(こうの・ようへい)さんが8日、死去した。89歳。神奈川県出身。
自民党内で「護憲ハト派」の象徴的な存在として知られた。
宮沢喜一内閣の官房長官を務めていた1993年、慰安婦問題に関し「おわびと反省」表明した談話を発表した。
自民党内で「護憲ハト派」の象徴的な存在として知られた。
宮沢喜一内閣の官房長官を務めていた1993年、慰安婦問題に関し「おわびと反省」表明した談話を発表した。
◇ ◇
◆〈評伝〉河野談話につながる信念と対アジア外交の原点
「ハト派保守」を貫いた信念の政治家だった。
8日に死去した河野洋平氏は1993年8月、宮沢内閣の官房長官として出した旧日本軍慰安婦を巡る「河野談話」で、政府報告書を受けて「女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と謝罪、反省を表明した。報告書は、旧日本軍が慰安所の設置や管理に関与し、募集は軍の依頼を受けた業者が、本人の意向に反して行う例が多かったとした。
談話に対する2014年の検証について、河野氏はコメントをしない立場をとった。記者が知る限り、問題の本質は強制性の定義ではなく、総じて意思に反して兵士の相手をさせられた女性の人権の問題だと...
残り 569/1006 文字
この記事は会員限定です。
- 有料会員に登録すると
- 会員向け記事が読み放題
- 記事にコメントが書ける
- 紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
カテゴリーをフォローする
おすすめ情報
コメントを書く
有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。