柵の中に段ボールの動物 東山動植物園の旧ゾウ舎で芸大生が展示
柵から身を乗り出すゾウやカメレオン、床に寝そべるマンドリル――。東山動植物園(名古屋市千種区)の旧アフリカゾウ舎で、段ボールでつくった立体作品展「PAPER ZOO」が開かれている。13、14日には舎内が開放され、間近で迫力ある作品を鑑賞することができる。
作品を手がけたのは、愛知県立芸術大学美術学部(長久手市)でデザインを専攻する1年生25人。同園の再生プランにより、旧アフリカゾウ舎が約1年後に取り壊されるため、それまで活用しようと、産学官連携事業として学生たちに声が掛かった。
学生たちは、立体造形研究の授業として、実物の動物たちを観察したり、図鑑などで研究したりして約1カ月かけ、アフリカゾウ、アフリカツメガエル、インドクジャク、エボシカメレオン、マンドリルの立体作品を制作した。材料の一部には、同園で廃棄される予定だった段ボールが使われている。
普段は柵の外から鑑賞してもらうが、6、7日にも舎内が開放された。アフリカツメガエルの制作に携わった村上幸乃さんは「細部までこだわって作り込みました。たくさんの人に近くで見てほしい」と話す。展示期間は未定。
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