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アシックスが独走、それでも各社好調 国内スポーツメーカーが“日常化”を強化 #エキスパートトピ

STEKKEY 代表│クリエイティブディレクター
アシックスの中でも、ひときわ存在感を放っているのが「オニツカタイガー」です。ミラノファッションウィークで継続的に発表し、ブランドアンバサダーにはTWICEのMOMOを起用。昨年は「イッセイ ミヤケ」と共同開発したシューズや「コム デ ギャルソン」とのコラボレーションを発表し、今年は「ヴェルサーチェ」とも協業しました。さらに2026年1月には、ブランド初となる専用生産拠点を創業者生誕の地である鳥取県に開設するなど、国内外で注目を集め続けています。(画像:アシックスジャパン株式会社 プレスリリース)

国内主要スポーツメーカーの2025年度通期決算が出そろい、アシックス、ミズノ、ヨネックス、ゴールドウインなどが好調な業績を記録しました。

中でもアシックスは売上高8109億円、ミズノは2590億円、ヨネックスは1636億円と、複数社が過去最高売上高を更新。ランニングブームや国際大会の追い風に加え、ライフスタイル分野の伸長も業績を押し上げています。

なぜ今、日本のスポーツメーカーは成長しているのでしょうか。その背景を考えます。

ココがポイント

【決算おさらい】2025年度、国内大手スポーツメーカー5社の注目トピックを解説
出典:FASHIONSNAP 2026/6/9(火)

女性30~50代では「日常のファッション」の比率が高く、特に女性40代では6割弱となっています。
出典:マイボイスコム プレスリリース 2026/1/19(月)

「オニツカタイガー」を手がける事業部を分社化し、新たに「株式会社OTグループ」(※OT=オニツカタイガーの略)を設立
出典:テレ東BIZ 2026/6/9(火)

エキスパートの補足・見解

好調な業績で注目すべきは、成長を支えているのが競技スポーツだけではない点です。

アシックスでは「オニツカタイガー」と「スポーツスタイル」が、それぞれカテゴリー単体で初めて売上高1000億円を突破。その「オニツカタイガー」を手がける事業部を分社化し、新たに「株式会社OTグループ」を設立するなど、まだまだ成長していくことが期待できます。ミズノもスポーツスタイルシューズがコロナ禍前と比べて約9.5倍に成長しています。

背景には、世界的なランニングブーム、スニーカーのファッション化、そして機能性を日常着に取り入れる流れがあります。かつてスポーツ用品は「運動する人のためのもの」でしたが、今は「動きやすく、見た目も良い服や靴」として選ばれる時代になっています。

つまり現在のスポーツメーカーは、トップアスリート向けの競技用品を作る会社であると同時に、日常のファッションやライフスタイルに入り込むブランドへと変化しています。

みなさんは、スポーツブランドの靴や服を「普段着」として着る機会が増えましたか?実感や本音をコメント欄でぜひ教えてください。

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ありがとうございます。
STEKKEY 代表│クリエイティブディレクター

ファッション出版社「WWDJAPAN.com」のチーフプランナーを経て、現在はコミュニケーション・デザインファーム 株式会社STEKKEYの代表を務めています。「news zero」や「note」とのパートナーシップ、東京ファッション・ウィークをはじめ、国内外のブランドやメディアなど、様々な企業の戦略から制作までを手掛けてきました。 「Yahoo!ニュース」では、これまで培った知識・経験・人脈や行動・認知心理学の視点を活かし、ファッションを起点にエンタメやスポーツ、経済までをつなぐ多角的な視点で発信。いま知りたいトレンドや社会課題をわかりやすく紐解く「流行観測」をします。

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