京都の不動産会社が消費税9億円を申告漏れ 学生向けマンションを運営
学生向けマンション「ユニライフ」などを運営する東証プライム上場の不動産会社「ジェイ・エス・ビー」(京都市)が大阪国税局から令和6年10月期までの4年間で消費税計約9億円の申告漏れを指摘されたことが10日、関係者への取材で分かった。過少申告加算税を含む追徴税額は約10億円。同社は修正申告を終えたとしている。 関係者によると、申告漏れは同社の関連グループ会社間の取引によって発生。同社はマンションの管理などをグループ会社に委託しており、消費税込みの委託費用を支払っている。 一方、居住用マンションの売り上げにかかる経費の消費税は控除の対象外のため、自社の税務申告では除かなければならないが、同社は控除対象として扱い消費税額を申告していた。 同社は不動産をオーナーから借り上げ、学生のニーズに合わせて貸し出す賃貸業を主に営んでいる。グループ会社9社を含む昨年10月期の連結売上高は760億円。「国税局と解釈の違いはあったが指摘を受け入れ納税した」としている。