宇都宮大にもクマ出没、全学部・全研究科で休講…住民「イノシシやシカですら出たことがないのに」
6日以降クマの目撃情報が相次いでいる宇都宮市で、9日早朝も同市峰町の宇都宮大峰キャンパス敷地内などで出没が確認された。市などはドローンも使って捜索しているが、捕獲には至っていない。 【写真】「かわいすぎて怖さ伝わらない」と指摘されたクマ注意のポスター
市などによると、6~7日は県庁付近やオリオン通り商店街など市内の中心部でクマの目撃が相次いだ。8日も同商店街から南に約3キロ離れた市立陽南中付近で早朝と夜に目撃された。9日午前には少なくとも5件の目撃情報が市に寄せられ、午前5時35分頃に峰キャンパスに出没したという。
同大は同日、全学部・全研究科の休講を決めた。市教育委員会は8日に続き、9日も市立小中学校全94校を休校にした。市内の県立学校3校は下校時間を早める。市などは今後も巡回を継続し、クマの居場所を確認できれば、緊急銃猟による捕獲などを検討する。
同大共同教育学部3年の女性(21)は「朝、休講になると連絡が来た。キャンパスに出没するとは」と驚きを隠せない様子だった。同商店街の食器店に勤める女性(80)は「イノシシやシカですら出たことがないのに。自宅には鈴と笛を用意している」と不安げに話した。