AIの出現で、10倍とか100倍とかそういうスピードでモノが作られる、それに合わせて10倍とか100倍のスピードでモノゴトが進むようになった。そういうところで働いていると、自分の頭をAIに合わせて高速化する必要があるような気がしてしまう。自分自身がAIを使って速く仕事をするようになるだけでなく、同僚先輩後輩部下上司すべてが高速化している。周囲で生成されていくモノの多さ、それを使って進んでいくモノゴトの速さにもついていかなければならない。
最近、その速さがメンタルに与える影響が不安になってきている。というより、たぶん自分のメンタルの状態がその影響を受けてかなり変化してしまった。早朝に目が覚めると、そのまま脳みそが活発に働きだして、いろいろなことを考えはじめてしまう。なので、朝4時とか5時とかまだ起きなくていい時間帯に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまうということが増えた。
今だってそう。この記事はそういうタイミングで考えたことをリアルタイムに書いている。
AIでモノゴトが速く進むようになるのは、たぶん脳みそにとってかなり刺激的なことなのだろう。ヒートアップした脳みそがその興奮を忘れられぬまま、刺激を求めて起きた直後の早朝から動いてしまっているのではないかと思う。
これは科学的な裏付けのある話ではない。あくまで自分にいま起きていることはこうなのだろうという話だ。
あの、AI驚き屋と呼ばれる人たちの中にもそういう状態の人がいたのではないだろうか。すごいことをできるAIが次々と登場する。その刺激と興奮が忘れられなくて、もはやAIの何かが登場するだけで興奮できてしまう。そういうふうに脳みそが変わってしまったことが「驚き屋」のやたらハイテンションな投稿の文面に反映されていたのではないだろうか。
繰り返して言う。これは科学的な裏付けもなければ、本当にただの憶測である。
AIによる低品質で大量な生成物を「AI Slop」と呼ぶらしい。であれば、いまの自分の脳みそは次から次へと考えが浮かんでは消える、「思考slop」みたいな状態になっている。眠ろうと思っても次々あれこれと考えてしまって休まらない。思考が休まらないので身体も休まらない。そんな状態にある。人間の脳は無意識下で常にいろんなことを思い浮かべているという話を聞いたことがあるが、その思い浮かんだものが次々と意識される状態になっているのかもしれない。そうやって次々考えてしまうことに、脳みそが興奮してしまっている状態なのではないか。
自分自身のことを第一に案ずるべきなのだが、こういった健康被害が、これからどんどんいろいろな人に顕在化してくるのではないだろうか。あるいは自分のように既にそうなっている人がそれなりにいるのではないだろうか。この先生きのこるにはどうすればよいのだろうか。ひとまず記事を公開したらもう一回ベッドに入ってみます。おやすみなさい。