韓国の李在明大統領、日本とのACSA締結は「国民感情で困難」歴史問題で謝罪の姿勢要求
【ソウル=石川有紀】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は8日、4日で就任1年となったのを受けて大統領府で記者会見し、日本の自衛隊と韓国軍が物資を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を日本政府と締結するかについて、必要性は認めながらも「国民の情緒の問題があり、受け入れるのは現在は難しい」と慎重な姿勢を示した。 【写真】韓国の新大統領、どんな人? 飲酒運転などの罪で前科4犯 李氏は記者団から日本とのACSA締結の是非を問われ、「韓国には現実的な必要性がある」と述べた。その一方で「歴史問題を整理すべきだ」と発言。「(韓国は)殴られた過去の記憶がある。(日本が)すでに謝ったのに、ごめんとまた言わなければいけないのか、(という態度)では心が通じない」と主張した。 日韓関係全般については「互いの助けになる道を探すべきだ。歴史問題や領土問題の対立に執着して全てをあきらめる必要はない」と述べた。 外交・安保政策については、堅固な米韓同盟や強力な自主国防、実用的な国益外交に基づき、「責任あるグローバル強国」を目指すと表明した。