阪神のD1位・立石正広、甲子園初タイムリー 猛虎打線も目覚めた「どうにかして事を起こそう」
(日本生命セ・パ交流戦、阪神8-1楽天、1回戦、阪神1勝、5日、甲子園)猛虎打線がお目覚めや! 阪神は10安打を放ち、8-1で勝利。連敗を3で止めた。ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が六回に右前へダメ押しとなる適時打。3試合12打席ぶりの安打で、甲子園ではプロ初打点をマークした。甲子園での連敗も「5」で止まり、楽天戦の連敗も「7」でストップ。黄金ルーキーが聖地で再加速や! 甲子園の黒土に、緑の戦闘服をまとったヒーローの表情が映える。猛虎打線とともに黄金ルーキー・立石もお目覚め。貴重な適時打で本拠地では26打席ぶりに「H」ランプを灯し、初めて受ける360度からの「立石コール」に帽子をとって一礼で応えた。 「なかなか甲子園でヒットすら出ていなかったので、いろんな方の前でまず1本が出てよかった。チャンスでの凡退が多かったので、打点として、結果として少しは貢献できたと思います」 2―0の六回。2番手・渡辺翔から熊谷の適時打で1点を加え、なおも2死三塁で第4打席を迎えた。初球のカットボールに豪快な空振りを喫したものの、その積極性は揺るがない。2ストライクからの3球目。「簡単に追い込まれて、どうにかして事を起こそうと思っていた」。高めの148キロ直球を逆方向へはじき返すと、打球は右前で弾み、三走を悠々と迎え入れた。 これが5月24日の巨人戦(東京ドーム)で放ったプロ初本塁打以来となる6打点目で、甲子園では初。試合前時点で、本拠地打率・040(25打数1安打)だったルーキーにとって、甲子園での安打は同20日の中日戦以来。交流戦に入り結果を残せずにいた中、試合前練習では藤川監督から〝金言〟も授かっていた。 「詳しくは言えないですけど。他の選手の打撃練習も見ておくようにというニュアンスのことを言われました」 言葉を受けた立石は、佐藤や中野の打撃練習を注視。好打者たちの練習を間近で見つめながら、自らの打撃にどう落とし込むかを考え続けた。 藤川監督も「一つ、ポツッと話しかけると、少し技術などのところもこちらに語り掛けてくる。もしかしたら聞いてもらいたいこともあるのかなと、最近少しは思いますね」と姿勢を評価。「そういう意味で、チームワークというのは非常に大事になると思います」と続けた。