「まるで別人」ドジャース佐々木朗希が“防御率6.35→2.55”のナゼ「急改善した15.71」「フォーク2球種化だけでなく…」V字回復に潜む意外なデータ
ロッテ時代の「朗希」が戻ってきた、そう思ったファンも多かったのではないか。 【衝撃写真】「お、お姫様抱っこ」ドジャース同僚がニッコニコ+朗希が“真顔”でシュールすぎ。「なんか馴染んできた?」ベンチでの朗希まですべて見る
開幕当初は5回まで投げるのが精いっぱいが
6月5日エンゼルス戦、佐々木は7回無失点の快投を見せた。 昨年、佐々木朗希のドジャース移籍は、世間的にはかなり「強引」との印象を与えた。NPB時代に一度も規定投球回数に乗っていないのに、MLBにポスティング移籍したからだ。開幕からローテに乗ったが、結果を残すことが出来ず10試合1勝1敗36.1回、防御率4.46に終わった。奪三振28与四球22、制球力に難があった。故障で離脱するも、シーズン終盤に救援で起用されてポストシーズンで好投したが、ドジャースのロバーツ監督は、佐々木を2年目も先発で起用すると明言した。 〈2026年の戦績〉※現地6月7日時点 3月30日カーディアンズ戦 4回4安0本2球4振 責1● 4月5日ナショナルズ戦 5回5安2本3球5振 責6 4月12日レンジャーズ戦 4回5安1本5球6振 責2● 4月19日ロッキーズ戦 4.2回7安1本2球2振 責3 4月25日カブス戦 5回7安3本1球5振 責4〇 5月2日カージナルス戦 6回5安1本2球4振 責3● 5月11日ジャイアンツ戦 5回6安1本1球5振 責3 5月17日エンゼルス戦 7回4安0本0球8振 責1〇 5月23日ブルワーズ戦 5回4安0本2球4振 責2〇 5月30日フィリーズ戦 5.1回3安1本1球7振 責1 6月5日エンゼルス戦 7回2安0本2球10振 責0 当初は、前年同様、5回まで投げるのが精いっぱい。与四球が多く不安定な投球が続いた。しかし5月2日のカージナルス戦で、負け投手になりながらも6回自責点3。初めてQS(先発して6回以上投げて自責点3以下、先発の最低限の責任)をクリアして以降、ぐっと投球が安定した。
3、4月と5月成績…まるで別人
3、4月と5月以降の投球成績を比べると、くっきりと明暗が分かれている。 〈3、4月〉 1勝2敗 22.2回28安7本13球22振 防御率6.35 投球数439 うちストライク264 ストライク率60.1% 被打率.304 〈5月以降〉 2勝1敗35.1回24安3本8球38振 防御率2.55 投球数555 うちストライク378 ストライク率68.1% 被打率.186 まるで別人のようだ。 先発投手のストライク率は6割でぎりぎり合格、65%を超えれば優秀とされる。佐々木は制球力が急激に改善したのが大きい。さらに被打率も3割から.186へ。MLBの平均打率は.241だから、平均以下からトップクラスにV字回復したことになる。 マイナーに落ちることもなく、ミニキャンプなども張ることもなく、なぜここまでのV字回復ができたのか。各球種の「成分分析」をして、さらに踏み込んでみよう。
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