堺市出身の松本さんが就任 三重・松阪市地域おこし協力隊
下仁柿にキャンプ場開業
今月、三重県の松阪市地域おこし協力隊に着任した大阪府出身の松本慎一さん(48)の委嘱式が、5日午前11時半から市役所であった。式典後、松本さんは「いろいろな地域課題を見つけていきたい」と意気込んだ。 地域おこし協力隊は都市部から過疎地域に隊員として一定期間移住してもらい、活性化や移住定住につなげる総務省の取り組み。自治体側の〝手挙げ制〟で任期中の隊員の人件費には総務省の支援もある。市では主に飯南、飯高、嬉野の中山間地域を舞台に、魅力を発信する活動などを〝任務〟としている。2019(令和元)年度に1人目の隊員を採用し、これまで6人が活動してきた。 松本さんは大阪府堺市出身で前職は保険代理店での営業職。親戚が飯南町下仁柿に土地を所有していた縁で松阪への移住に興味を持った。同所では今年中の開業に向けてキャンプ場の整備を進めている。 空き家バンク制度で見つけた飯高町森の住宅に移住。飯高地域を拠点に移住定住希望者の支援などに取り組む。任期は6月1日から最長で3年間。 式典では竹上真人市長が「いろいろな意味で、この地域を活性化していってもらいたい」と期待。松本さんは「地域課題を見つけ、私にできることを最大限、生かしてやっていきたい。防災などにも着目しながらキャンプ場事業を展開していきたい」と話した。 また式典では5月31日に任期を終えた渡辺華奈子さん(43)=飯南町粥見=の活動報告と退任あいさつもあった。