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Conversation

私は小学生のころ、ほぼ毎日のように、母に殴られ、蹴られて、鼻血を出しながら、お腹を守るような体制で小さくなっていました。何度も入院したし、家の中には常に大きな嘘があって、殴られないよう機嫌を取り、家族を繋ぎ止める役割を担って必死に生きていました。父は、あえて無関心でいるようでした。母とは17歳の時に絶縁しています。 だから、家以外に居場所のないこどもが、自ら調べて助けを求めるというのは、本当によほどのことだと思っています。私が子供の頃には、正直何度も警察に無言電話をしました。助けて欲しかったんです。 そんな自らの経験からすると、阿部監督の「年頃の娘をあたたかく見守ってください」という会見内容には、とても違和感を感じました。 家庭の中で起きていることは、外からは見えません。だからこそ周囲の大人は、「こどもの訴え」を何より優先して受け入れるべきだと私は思っています。今回の件とは関係なく、たとえ言い分の辻褄が少し合わないように見えたとしてもです。 人が助けを求めるのには、必ず理由があります。最初から親を嫌いになりたいこどもなんていません。家が本当に安全な場所なら、家出をしたり、見知らぬ人に助けを求めたりしたいとは思わないのですから。
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柴田優呼 / Yuko Shibata @アカデミック・ジャーナリズム
@yuko_shibata_
「許される」暴力などない。海外では当然のこと。一方日本で、娘に暴力をふるい、巨人の監督を辞任するに至った阿部氏を擁護したのは、元監督94歳、国会議員78歳、俳優72歳…。父親の暴力を児相に通報した長女18歳の世界線にこそ、日本の未来があると信じたい。書きました。 president.jp/articles/-/114