機密情報が写った写真をSNSに上げた人を、わざわざ「その画像付き」で晒して批判する人って、自分の頭で考えられていないと思う。
画像付きで共有したら漏洩被害がさらに拡大するのに、批判しながら事態を悪化させていることに気づかない。彼らにとっての悪は「実害が出ること」ではなく、単に「ルールを破ること」。
「誰かが被害に遭うのを防ぐため」というルールの本来の目的は消え、「ルールだから従う」という思考停止に陥いる。
これが進むと「そういうものだから」という前例踏襲になり、意味のない校則や非効率な社内ルールにも従い、どんな悪法ができても「それがルールだから」と盲従することになる。治安維持法だろうが徴兵令だろうが「ルールだから」と自ら取り締まり、疑問を持つ人を批判し始める。こうして自分の考えを持たない統制社会が出来上がる。
当然、機密情報を漏らす行為自体は取り締まられるべきだし擁護もしない。ただ、それに対して思考停止で正義の鉄槌を下す一部の反応には、それ以上の恐ろしさを感じる。